Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード
Pulsar Gaming Gears Japan(@PulsarJapan)のTwitter企画「ホットスワップで自作できるPCMK TKLキーボードの予約開始を記念致しまして、RTキャンペーン」に応募し当選した『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』のレビュー記事です。
Pulsar Gaming Gears Japanについて
Pulsar Gaming Gears JapanはAplusX Japan合同会社が運営しています。
現在はゲーミングマウス(Xlite Wireless)、ゲーミングキーボード(PCMK Gaming Keyboard)、マウスパッド(ParaBreak Mouse Pad/ParaControl Mouse Pad)と言ったゲーミングデバイスに特化した製品が販売展開されています。
詳しくは下記Pulsar Gaming Gears Japanのウェブサイトをご覧下さい。
Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボードのセレクト
『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』はフルカスタマイズ可能なメカニカルゲーミングキーボードで、自分だけのオリジナルキーボードを手に入れることができます。
下記の組み合わせで自分だけのオリジナルキーボードを組み立てることができます。
なお、組み合わせによっては選択することが出来ない場合があります。
なお、一部準備中のため選択できない場合があります。
Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード カスタマイズ内容 | |
SELECT SIZE (セレクトサイズ) |
TKL(テンキーレス) |
60%(TKLよりもコンパクト:その代わりにテンキー、矢印キー、ファンクションキー、Ins/Del/Home/end/PgUP/PgDNの独立キーが無し) | |
SELECT LAYOUT (セレクトキーボードレイアウト) |
JIS |
US/ANSI | |
ISO | |
SELECT COLOR (セレクトフレーム本体カラー) |
BLACK |
WHITE | |
SELECT SWITCH (セレクト スイッチ軸) Clicky(クリッキー) しっかりとした打鍵感 Tactile(タクタイル) ノーマル的な打鍵感 Linear(リニア) スムーズな打鍵感 |
[KAILH]Box Res LINEAR |
[KAILH]Box White CLICKY | |
[KAILH]Box Brown TACTILE | |
[KAILH]Box Black LINEAR | |
[KAILH]Speed Silver LINEAR | |
[KAILH]Speed Pink CLICKY | |
[KAILH]Speed Copper TACTILE | |
[KAILH]Silent Pink LINEAR | |
[KAILH]Silent Brown TACTILE | |
[GATERON]White LINEAR | |
[GATERON]Yellow LINEAR | |
[GATERON]Black LINEAR | |
[GATERON]Green CLICKY | |
[GATERON]Brown TACILE | |
SELECT KEYCAP (セレクト キーキャップ) |
BASIC BLACK |
BASIC WHITE | |
BASIC KR/ANSI BLACK | |
BASIC KR/ANSI WHITE | |
LOW PROFILE BLACK | |
LOW PROFILE WHITE | |
LOW PROFILE KR/ANSI BLACK | |
LOW PROFILE KR/ANSI WHITE | |
ID | 大文字アルファベット6文字以内の刻印 |
ASSEMBLY (組み立て方法) |
自分で組み立て |
Pulsarの専任スタッフによる組み立て |
今回自分がセレクトとした『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』の内容は下記の通りです。
Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード セレクト内容 | |
SELECT SIZE (セレクトサイズ) |
TKL(テンキーレス) |
SELECT LAYOUT (セレクトキーボードレイアウト) |
JIS |
SELECT SWITCH (セレクト スイッチ軸) |
Kailh Silent Pink LINEAR |
SELECT KEYCAP (セレクト キーキャップ) |
BASIC JIS BLACK |
ASSEMBLY (組み立て方法) |
Pulsar専任スタッフによる組み立て |
この内容で購入した場合の価格は14,380円となります。
もっと安い軸スイッチを選択して、自分で組み立てれば更に安く仕上げることも可能です。
東プレ Realforce91UDK-G
これまでメインで使ってきているキーボードは、「東プレ Realforce91UDK-G」です。
2012年12月に購入して以来約10年間近く使い続けており、この「東プレ Realforce91UDK-G」以外のキーボードは考えられないほど自分自身に染みこんだキーボードになります。
今使っている「東プレ Realforce91UDK-G」が使えなくなるまで使い続けて、その後も同じ東プレ製のキーボードを選んで購入したいと考えていました。
静電容量無接点方式とメカニカルキーボード
「東プレ Realforce91UDK-G」は、静電容量無接点方式のキーボードです。
静電容量無接点方式とは、スイッチ機構に静電容量無接点方式が採用されています。
静電容量無接点方式は、キー入力を行った際に一定レベルに近づくことで回路が接続されキー押下を認識する仕組みとなっています。
キーを認識する位置とキー入力が切れる位置との差が設けているためチャタリングが発生しません。
物理的な接点が無く耐久性に優れ、軽い力でキーを押すことができるため滑らかなキータッチ感を味わうことができます。
次に、今回の『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』は、メカニカルスイッチ式のキーボードいわゆるメカニカルキーボードです。
長いことPCを触っていますが、本格的にメカニカルキーボードを使うのは初めてです(一応テンキーはFILCO製の茶軸メカニカルキーボードを愛用しています)。
メカニカルキーボードは、各スイッチに色々な味付けの異なるスイッチ軸とバネが採用されています。
その組み合わせにより自分好みのキーボードを選ぶことができます。
これらスイッチ軸は、青軸、赤軸、茶軸と言った色々な種類があり、それぞれに打鍵感や打鍵音などが異なり好みにあったキータッチを選ぶことができます。
例えば青軸の場合は、キーのクリック感が重く、キーを入力する際のカタカタ音も大きいためキー入力感を感じることができるゲーマー向けのスイッチ軸です。
一方、赤軸は青軸の逆でキーのクリック感とカタカタ音も少なく、その分疲れにくいのでタイピング向けのスイッチ軸です。
そして赤軸と青軸の中間に位置するのが茶軸と言ったところで、迷ったらこれを選んでおけば良いと思われるスタンダードなスイッチ軸です。
その他にも色々なスイッチ軸が存在し、スイッチ軸一つでそのキーボードの正確が大きく変化するのがメカニカルキーボードです。
また、メカニカルキーボードは耐久性が高いのも特徴です。
これまでの自分のメカニカルキーボードのイメージはどちらかと言うと青軸でした。
キー入力時の感触を強く感じつつ、自分がキーボード入力を行っている存在感を示すと言ったところをメカニカルキーボードに対しイメージしてきました。
Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボードをチェックする
今回当選したキーボード『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』を実際にチェックしていきます。
パッケージ内容
『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』の黒いパッケージです。
画像では見難いですが左端にPulsarのロゴが描かれています。
パッケージを開封すると、キーボード本体はPulsarロゴ入りダストバッグに収められた状態で収納されています。
パッケージの蓋裏側にあるポケット内に冊子類が収められています。
冊子類と言ったも取扱説明書等は無く、Webサイトの案内、FUSIONソフトウェアのダウンロードと製品登録の案内、Pulsarステッカーとなります。
取扱説明書は、Webサイトから閲覧、ダウンロード可能です。
キーボード本体が収納されたPulsarロゴ入りダストバッグを取り出します。
パッケージの底面にもデザインされており、立体的に見ることができ、この辺り凝ったパッケージデザインがされています。
長細い仕切りの中に、キーボード本体と冊子以外の付属品が収められています。
【付属品1】予備のスイッチ軸×3個
【付属品2】余剰品キートップ
【付属品3・4】キーキャッププラー(キートップ引き抜き工具)とUSB-Cケーブル
USB-Cケーブルの長さは1.8mで、両端のコネクタにPulsarのロゴが記されています。
フェライトコア付きのUSB-Cケーブルです。
USB-Cケーブルの外装には布でコートされており高級感があります。
また、ケーブル自体はしなやかで、配線も問題無く自在にできるレベルです。
キーボードのケーブルとしてはピッタリなUSB-Cケーブルでしょう。
キートップを引き抜くための治具キーキャッププラー(キートップ引き抜き工具)です。
キーボード本体
キーボード本体が収納されたPulsarロゴ入りダストバッグです。
Pulsarロゴ入りダストバッグからキーボード本体を取り出すと、Pulsarロゴ入りハードダストカバーが装着されたキーボード本体が現れます。
ハードダストカバーが付属されているのは嬉しいところです。
他のキーボードにも流用できて使わないときにキーボードへのホコリ防止になり便利です。
Pulsarロゴ入りハードダストカバーを取り外した状態です。
キズ防止のために一部保護テープが貼られているので、それらを剥がした状態です。
キーボード本体のサイズは、横幅365mm×奥行き127mm×高さ22mmとなり、重量は498gです。
キートップを取り外した状態で、ピンク色の円柱の形をしたスイッチ軸「Kailh Silent Pink LINEAR」が現れます。
裏面はスケルトン仕様となっており、綺麗な内部基板を確認することができます。
普段は下側になって見えない部分ですが、この部分をスケルトン仕様にするとは凄いアイディアだと思います。
滑り止めは前側に3箇所(右・中央・左)付けられています。
脚は3段階式となっており、高さを3段階に変えて調整することが可能です。
一番高くした状態で奥側の高さは、約5cm程になります。
真ん中の高さの状態で奥側の高さは、約4.5cm程になります。
脚をつかない状態で奥側の高さは、約4cmとなります。
USB-Cケーブルを接続する箇所は中央よりも若干左側に寄った位置にあります。
USB-Cケーブルは脱着することができて便利です。
Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボードを使ってみる
ここ最近ではPCで激しいゲームをすることはないので、自分自身ゲーミングキーボードは無縁のものだと思っていました。
今回の軸スイッチの選択は、ブログやプログラミングの際のキー入力作業に一番適していると判断して、Kailh社製のCherry MX互換の静音軸スイッチ「Kailh Silent Pink LINEAR」を選択しました。
「Kailh Silent Pink LINEAR」の仕様は、リニア / 動作圧 35gf±10gf となります。
実際10日間程この『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』を使って、ブログのエントリー記事作成やプログラミングを行った印象としては、まず入力時のブレがかなり少ないことに驚きました。
更に「Kailh Silent Pink LINEAR」の名称通り、キー入力時の音がかなり静かです。
これだと隣に誰か寝ていても、睡眠の邪魔をしないレベルの操作音です。
また、キーキャップの表面はサラサラとして滑らかな感触で、指先に不要なストレスを感じさせずキー入力を行うことができ快適です。
「東プレ Realforce91UDK-G」の場合は、若干凹凸感を感じていたのですが、それが不愉快になることは無かったものの『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』と比べると、その差の好みが分かれそうです。
『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』は長時間キー入力を行っても疲れにくく、そのためキー入力ミスも少なくなり、ストレス無く長時間キー入力を行うことができます。
メカニカルキーボードでも、このような静かでキー入力がスムーズにできるキーボードが存在するんだと感動してしまいました。
「東プレ Realforce91UDK-G」はキーの刻印が判別しにくい仕様となっているものの一応ブラインドタッチが出来るので問題無く使っていました(自分以外の人が使うと刻印が見えないのでかなり苦労して入力しています)。
一方、『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』はLED仕様となっており、キーの刻印はハッキリと分かります。
そのた意識することは無いのですが、キーを素早く認識できることできキー入力のし易さを改めて実感しました。
「東プレ Realforce91UDK-G」でコンパクトキーボードの良さを実感していたのですが、「東プレ Realforce91UDK-G」よりも更にコンパクトな『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』をパソコンデスク上に設置すると、更にパソコンデスク上のレイアウトに余裕ができマウス操作向上等に繋がることができます。
これは思ってもいなかったのですが、かなり効果があります。
キーボードサイズを「60%」に選択すると更にコンパクトになるのですが、流石に自分の使い方では、テンキー、矢印キー、ファンクションキー、Ins/Del/Home/end/PgUP/PgDNの独立キーが無かったらキー操作に苦労すると思われるので、自分にとってのキーボードサイズはこのTKL(テンキーレス)サイズが適していると思います。
ソフトウェア Fusion
専用のソフトウェア Fusionを使って、『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』を設定することができます。
『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』を設定出来る内容は以下の通りです。
デバイス~キーの割り当て設定
全てのキーで割り当てを行うことができます。
割り当てられる機能は、
- デフォルト
- マクロ
- キーの割当の変更
- マウス
- テキスト
- キーを無効にする
- マルチメディア
- キーのコンビネーション
- ショートカット
- プロファイルの切替
- アプリを開く
です。
デバイス~LED設定
LEDの設定を行うことができます。
割り当てられるエフェクトは、
- Static
- Neon
- Breath
- Wave
- Snake
- Aurora
- Ripple
- Reactive
- Musical Rhythm
- Custom
となります。
マクロ設定
マクロの作成などを行うことができます。
最後に
今回の『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』を使って、メカニカルキーボードのイメージが大きく変わりました。
『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』は、これまで使っていた「東プレ Realforce91UDK-G」よりも繊細さを感じるキーボードです。
製品名にはゲーミングキーボードとありますが、決してゲーム専用キーボードと言うことではありません。
ブロガーの方で長い文章を入力する方やプログラミングを行う方は、『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』の以下の組み合わせで是非使って頂きたいと思います。長い文章やプログラムでも苦無く楽しく入力することができるでしょう。
SELECT SIZE (セレクトサイズ) |
TKL(テンキーレス) |
SELECT LAYOUT (セレクトキーボードレイアウト) |
JIS |
SELECT SWITCH (セレクト キースイッチ) |
Kailh Silent Pink LINEAR |
SELECT KEYCAP (セレクト キーキャップ) |
BASIC JIS BLACK |
ASSEMBLY (組み立て方法) |
Pulsar専任スタッフによる組み立て |
と言うことで、まさかここに来て「東プレ Realforce91UDK-G」から別のキーボードに乗り換えるとは思ってもいませんでした。
当面は、メイン機に『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』を使い、サブ機に「東プレ Realforce91UDK-G」を使うことにしました。
もし次にキーボードを購入する場合には、同じ組み合わせか、スイッチ軸を「[KAILH]Silent Brown TACTILE」にして『Pulsar PCMK TKL ハイエンドゲーミングキーボード』を第一候補に考えたいと思います。
あとキートップのカラーが黒と白しか選べないのですが、他のカラーもあれば楽しそうです。
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