CPUのグリスを塗り替える
CPU温度をもう少し下げたいと思って、手始めにグリスを塗り替えることにしました。
今使っているグリスは「簡易水冷CPUクーラー CORSAIR H60」に元々付いていたグリスを使っています。
先日購入したシルバーグリスで塗り直しても良いのですが、今回改めてグリスを購入してみました。
今回購入したグリスはドイツのThermal Grizzlyで、熊グリスやクマさんグリスなどと呼ばれている人気のあるグリスです。
ThermalGrizzlyについて
このThermalGrizzlyには幾つかのシリーズが存在します。
- エントリークラスのAeronautシリーズ
型番:TG-A-xxx-R(S)
熱伝導率:8.5W/m・k
耐熱温度:-150℃~200℃ - ミドルクラスのHydronautシリーズ
型番:TG-H-xxx-R(S)
熱伝導率:11.8W/m・k
耐熱温度:-200℃~350℃ - ハイスペッククラスのKryonautシリーズ
型番:TG-K-xxx-R(S)
熱伝導率:12.5W/m・k
耐熱温度:-250℃~350℃
Thermal Grizzly Kryonaut 1gを購入する
エントリーモデルのAeronautシリーズでも十分なのですが、Amazon.co.jpでお合わせ買い対象商品となっているハイスペッククラスのKryonautシリーズが安かったので購入しておきました。
今回Amazon.co.jpで購入したグリスは『ドイツ Thermal Grizzly社製 オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Kryonaut 1g』です。
Amazon.co.jpの『ドイツ Thermal Grizzly社製 オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Kryonaut 1g』のページから特徴を抜粋すると、
- 熱伝導率:12.5W/m・k 粘度:120~170pas 耐熱温度:-250℃~350℃ 色:ライトグレー
- 容量:1g 付属品:メーカーロゴ入り特製へら x 1 RoHS指令:準拠
- 非導電性のため、ショートの心配がありません。
- 80℃の高温においても乾燥が進まない特別な配合を行っています。
- 長期間硬化せず安定した特性を維持します。
- グリスを塗布するのに便利な、Thermal Grizzly社ロゴ入り特製へらが付属しています。
- 包装袋は再封可能なジッパー付を採用しております。
となっています。
Amzon.co.jpから『ドイツ Thermal Grizzly社製 オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Kryonaut 1g』が到着しました。
パッケージ内容は、
- グリス1g
- ヘラ
- 取扱説明書
- 証明カード
の4点となっています。
CPUグリスをThermal Grizzly Kryonautに塗り替える
早速グリスを塗り替えます。
CPUファンが「簡易水冷CPUクーラー CORSAIR H60」なので、PCケースからマザーボードを取り外すこと無くCPUだけを取り外すことができるのは便利です。
今回マスキングテープでグリスの塗る範囲を決めて塗ってみました。
このグリス結構固くて塗りやすさは差ほど感じられず、シルバーグリスの方が塗りやすさは上だと感じました。
「簡易水冷CPUクーラー CORSAIR H60」等を元に戻してCPU温度をチェックして完了です。
データは取っていないのですが、HWMonitorやRyzen MasterなどでCPU温度を確認すると、『ドイツ Thermal Grizzly社製 オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Kryonaut 1g』を塗る前と塗った後では3℃程度下がっていました。
室温25℃の時にアイドリングのCPU温度は35℃ぐらいです。
最後に
これから寒くなる季節なのでそこまでCPU温度はあまり気にしなくて良いと思うのですが、また来年以降暑くなる季節になんらかの対応をして行ければと思ってます。
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