WordPress 6.5.2 セキュリティ&メンテナンスリリース
2024年4月9日(米国時間)に WordPress 6.5.2 セキュリティ&メンテナンスリリースが公開されています。
今回はマイナーアップデートのため自動更新設定を有効にしている場合は、自動的にアップデートが実施されます。
当方の WordPress で構築しているブログサイト(「MASAa.net」「ZMASAa.blog」「MASAa.blog」)全てで、WordPress 6.5.2 へのアップデートを確認しました。



WordPress 6.5.2 セキュリティ&メンテナンスリリース
WordPress 6.5.2 は、セキュリティ&メンテナンスリリース(WordPress 6.5.2 Maintenance & Security Release) となります。
今回の WordPress 6.5.2 では、システムコアに関する2件のバグ修正、ブロックエディターに関する12件のバグ修正、1件のセキュリティ修正に関するアップデートが行われています。
システムコアに関するバグ修正
システムコアに関する2件のバグ修正は、以下の通りです。
- #60652 – フィルタコールバックで wp_get_upload_dir( ) を使うと、font_dirフィルタが無限ループに入る。
- #60915 – WP 6.5 - RecursiveDirectoryIterator が New Relic で E_WARNING エラーを引き起こす。
ブロックエディターに関するバグ修正
ブロックエディターに関する12件のバグ修正は、以下の通りです。
- #59981 – フォントライブラリ:コレクションから移動する際の通知をリセット。
- #59990 – DateTimePicker:曜日ボタンのサイズを32pxから28pxに戻す。
- #60014 – パターンエクスプローラ:パターンリストに'rootClientId'を渡す。
- #59890 – ライトボックスのUIが編集を許可しない問題を修正。
- #60426 – DFMがオフの場合のみ、ドキュメントツールにインサータが表示される。
- #60406 – サブメニューからフォーカスが離れるとオーバーレイ・メニューが閉じない問題を修正
- #60451 – 実験的なuseHasRecursionの非推奨を修正。
- #60452 – パターン・ブロックの再帰処理を修正。
- #60431 – 編集投稿のヘッダーからアルファを取り除く。
- #60438 – フォントライブラリ保存時にカスタム設定を上書きしないようにする。
- #60006 – クエリ・ブロックを更新し、コア以外のインタラクティブ・ブロックを許可する。
- #60520 – 18N: 'Library' 文字列にコンテキストを追加。
セキュリティに関する修正
セキュリティに関して、アバターブロックタイプに影響を及ぼすクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が発見されています。
これに対するセキュリティ修正が、WordPress 6.5.2で実施されています。
参照サイト
今回の WordPress 6.5.2 セキュリティ&メンテナンスリリースに関する詳細内容は、下記サイトでご確認ください。

最後に
今回 WordPress 6.5.2 がリリースされましたが、WordPress 6.5.1 はリリースされていません。
従って、WordPress 6.5.2 が、WordPress 6.5 の最初のマイナーリリースとなります。
今回の WordPress 6.5.2 セキュリティ&メンテナンスリリースは短いサイクルとなり、次のメジャーリリースは、2024年7月16日にリリース予定されている WordPress 6.6 になります。
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