WordPress 5.5 “Eckstine”メジャーリリースにアップデート
2020年8月11日にWordPress 5.5 “Eckstine”メジャーリリースが公開されています。
“Eckstine”とは、米・ペンシルヴェニア州ピッツバーグ出身のジャズ・ヴォーカリストである「Billy Eckstine(ビリー・エクスタイン)」に敬意を表して“Eckstine”と名付けられています。
今回のWordPressのバージョンは、メジャーリリースとなるため手動でアップデートを行う必要あります。
念のためアップデート前にデータベースとファイルのバックアップをお勧めします。
と言う事で、WordPress 5.5 “Eckstine”メジャーリリースにアップデートを実施してみました。
当方がWordPressで構築している全サイト(「MASAa.net」「ZMASAa.blog」「MASAa.blog」)に対してアップデートを実施し、正常にWordPress 5.5 “Eckstine”にアップデートが完了しました。
![](https://masaa.net/wp-content/uploads/2023/04/ogp_masaanet_6.jpg)
![](https://wp.masaa.net/wp-content/uploads/2019/06/ogp_zmasaablog2.jpg)
![](https://wp.masaa.me/wp-content/uploads/2020/10/ogp_masaablog4.jpg)
WordPress 5.5 “Eckstine”メジャーリリースのアップデートに伴い、テーマ(Twenty Fifteen, Twenty Nineteen, Twenty Seventeen, Twenty Sixteen, Twenty Twenty)もアップデートされています。
また、プラグインの「Classic Editor」と「TinyMCE Advanced」もアップデートされています。
WordPress 5.5 “Eckstine”メジャーリリースについて
今回のWordPress 5.5 “Eckstine”メジャーリリースでのハイライト機能は次の通りです。
- スピード:延滞読み込みされた画像により、投稿とページの速度が向上
- 検索:デフォルトで用意されたXMLサイトマップにより検索エンジンとの連携
- セキュリティ:プラグインとテーマの自動更新管理機能
またブロックエディター関連のハイライト機能としては、
- ブロックパターン:新しいブロックパターンを使用することで、複雑で美しいレイアウトを簡単かつ楽しく作成可能。
- インライン画像編集:画像ブロックから直接、写真をトリミング、回転、ズーム編集
- 新しいブロックディレクトリ:必要なブロックを見つけるのがこれまでになく簡単。
となっています。
なお、今回公開されたリストは次の通りです。
アクセシビリティ
- 5.5でリンクのリストを出力するウィジェットのアクセシビリティの改善
自動更新(セキュリティ)
- WordPress 5.5でプラグインとテーマの自動更新UIを制御する
- WP 5.5でのプラグインとテーマの自動更新メール通知とサイト正常性情報の制御
- WordPress 5.5のプラグインとテーマの自動更新UIをサポートするためのUpdates APIの推奨される使用法
ブロックエディタに関連する変更
- WordPress 5.5コアエディターのアクセシビリティの改善
- 新しいエディタープレビューオプション
- 5.5でAPIの更新をブロックする
- WordPress 5.5のブロックパターン
- ブロックエディターでの画像の編集
- WordPress 5.5の新しいブロックツール
- WordPress 5.5のWordPress Reactコンポーネントに対するさまざまな変更
- 提案されたブロックディレクトリのガイドライン
- 独自のプラグインをブロックディレクトリに追加できるようになりました
カスタマイザ
- テーマ:WordPress 5.5のget_custom_logo()に関連する変更
メディア
- 5.5での画像の遅延読み込み
REST API
- WordPress 5.5でのREST APIの変更
- テーマ機能APIの登録
オプション、メタAPI
- メタデータのデフォルト値を登録する
サイトマップ
- WordPress 5.5の新しいXMLサイトマップ機能
- esc_xml() WordPress 5.5の新 機能
テーマ
- テーマフィールドガイド:WordPress 5.5
その他の開発者向け更新
- WordPress 5.5におけるその他の開発者向けの変更
- WordPress 5.5での外部ライブラリの更新:テストの呼び出し
- WordPress 5.5でテンプレートファイルに引数を渡す
- WordPress 5.5でのOpcodeキャッシュの無効化
- WordPress 5.5でのアーカイブページ見出しのフィルタリング
- createInterpolateElementの紹介
- WordPress 5.5の新しいwp_get_environment_type()関数
- WordPress 5.5:redirect_guess_404_permalink()のより細かい制御
- WP 5.5の無効な状態のボタンの新しいCSSスタイル
- WordPress 5.5のDashicons(最終更新)
- PHP関連の改善と変更:WordPress 5.5エディション
参照サイト
今回のWordPress 5.5 “Eckstine”メジャーリリースに関する詳細内容は、下記サイトでご確認ください。
![](https://i0.wp.com/wordpress.org/news/files/2020/08/Billy_duotone-1000px_quiche-sans-top-1.png?fit=1000%2C814&ssl=1)
![](https://s.w.org/images/home/wordpress-default-ogimage.png)
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