WordPress 5.2 リリース
当初は2019年4月30日にリリース予定だった WordPress 5.2 “Jaco” が2019年5月7日にリリースされました。
「Jaco」とは、ジャズとフュージョンのエレクトリックベース・プレーヤー及び作編曲家の Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)に敬意を表して「Jaco」と名付けられています。
今回はメジャーリリースとなるため手動でアップデートを行う必要あります。
念のためアップデート前にデータベースとファイルのバックアップをお勧めします。
と言う事で、WordPress 5.2 “Jaco” にアップデートを行ってみました。
当方の WordPress で構築している「MASAa.net」「ZMASAa.blog」「MASAa.blog」に対して、正常に WordPress 5.2 “Jaco” へのアップデートが完了しました。
WordPress 5.2 について
WordPress 5.2 の主な改善内容は、下記の通りとなっています。
サイトヘルスチェック
WordPress 5.1 “Betty” で導入されたサイトヘルス機能に基づいて、このリリースでは一般的な設定問題のデバッグに役立つ2つの新しいページが追加されました。開発者がサイト管理者向けのデバッグ情報を含めることができるスペースも追加さています。
PHPエラー保護
この管理者向けのアップデートでは、開発者の手間をかけることなく、致命的なエラーを安全に修正または管理することができます。それはいわゆる「死の白い画面」の取り扱い及びエラーの原因となるプラグインやテーマを一時停止して回復モードになることを特徴としています。
アクセシビリティの更新
スクリーンリーダーやその他の支援技術を使用している人のためのコンテキストアウェアネスとキーボードナビゲーションフローを改善するために、いくつかの連携が変更されています。
新しいダッシュボードアイコン
Instagramを含む13個の新しいアイコン、BuddyPress用の一連のアイコン及びグローバルに含めるための回転アイコンが追加されています。
プラグインの互換性チェック
WordPressはあなたのサイトのバージョンのPHPがインストールされているプラグインと互換性があるかどうかを自動的に判断します。プラグインがあなたのサイトが現在使用しているよりも高いバージョンのPHPを必要とする場合、WordPressはあなたがそれをアクティブにすることを許可しないので、潜在的な互換性エラーを防ぎます。
PHPバージョンアップ
サポートされているPHPの最小バージョンは5.6.20です。WordPress 5.2.*以降、テーマとプラグインは名前空間、無名関数などを安全に利用することができます。
プライバシーの更新
新しいテーマページテンプレート、条件付き関数、および2つのCSSクラスにより、プライバシーポリシーページの設計とカスタマイズが容易になります。
ニューボディフック
5.2ではwp_body_openフックが導入されました。これにより、テーマは<body>要素の先頭にコードを挿入することができます。
JavaScriptの構築
wordpress / scriptsパッケージにwebpackとBabelの設定を追加することで、開発者は現代のJavaScriptを書くための複雑なビルドツールを設定することを心配する必要がなくなります。
参照サイト
今回の WordPress 5.2 “Jaco” メジャーリリースに関する詳細内容は、下記サイトでご確認ください。
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