【PRレビュー】TP-Link Tapo P300 スマートWi-Fi電源タップ
この度、TP-Link社より『TP-Link Tapo P300 スマートWi-Fi電源タップ』をご提供頂き、PRレビュー記事を作成しました。
今回作成しました『TP-Link Tapo P300 スマートWi-Fi電源タップ』のレビュー記事が、スマートWi-Fi電源タップ導入をご検討している方に少しでもお役に立てれば幸いです。
以下、『TP-Link Tapo P300』とします。
TP-Link Tapo P300について
『TP-Link Tapo P300』は、2024年5月30日(木)に発売された、Tapoシリーズへ新たに仲間入りしたスマートWi-Fi電源タップです。
「4つのコンセント口」「USB-Aポート×2」「USB-Cポート×1」を備えており、USBポートに関してはそれぞれQC3.0とPD対応の急速給電に対応し、最大20W出力の給電をサポートしています。TapoアプリやAppleのホームアプリを使うことで、外出先から各コンセントのON/OFFをリモートコントロールできます。また、アプリから稼働時間を確認したりスケジュールやタイマーを設定することもできます。自宅の家電製品を接続すれば手軽にIoT化を実現でき、電源のON/OFFをこまめに行うことで待機電力の削減にもつながります。
TP-Linkのウェブサイトから『TP-Link Tapo P300』の特徴を抜粋すると、
- コンセントを個別に制御:4口あるスマートコンセントは、それぞれ個別にコントロール可能なため必要に応じて接続デバイスを柔軟に制御できます。
- USBスマートコントロール:3口あるスマートUSBポートにデバイスを接続すれば、アプリや音声操作による一括管理ができるようになります。
- 急速充電USBポート:互換性のあるデバイスに対して、最大20Wの給電およびQC3.0規格の給電が可能です。
- HomeKit対応:Appleデバイスから接続デバイスを操作できます。
- 遠隔操作:TapoアプリやAppleホームアプリ§を使えば、外出先から各コンセントの個別制御やUSBポートを一括コントロールすることが可能です。
- 音声コントロール:Amazon Alexa・Siri・Google アシスタントと連携させれば、シンプルな音声コマンドで接続デバイスをハンズフリー操作することも可能です。
- スケジュール&タイマー:毎日のルーティーンに合わせて接続デバイスのオン/オフが自動で切り替えられます。
- おでかけモード:ランダムな間隔でデバイスのオン/オフを切り替えて、留守中であることを悟られないよう対策できます。
- 安心の保護対策:厳しい自社テストも行っており、サージ保護・過熱保護・ニッケルメッキを施しV-0(UL94)の難燃性素材を使用することで安全性を高めます。
- かんたん設定ですぐに使える:ハブ不要で無料のアプリから手軽に設定・管理できます。
となっています。
詳しくは、『TP-Link Tapo P300』製品サイトのページでご確認下さい。
TP-Link Tapo P300 製品仕様
『TP-Link Tapo P300』の製品仕様は、下記の通りです。
TP-Link Tapo P300 製品仕様 | |
ネットワーク | |
プロトコル | IEEE 802.11b/g/n, Bluetooth 4.2 |
システム要件 | iOS 10.0以降・Android 5.0以降に対応 |
ワイヤレス規格 | 2.4GHz WiFi Only, Bluetooth (設定時のみ) |
一般 | |
寸法(高さ X 幅 X 奥行) | • 280 × 50.5 × 32.5mm • 1.8m 電源コード |
素材 | PC (V-0, UL 94), 難燃性 |
ボタン | システムボタン 個別ステータスLED USBステータスLED |
動作ステータス | |
定格 | 100V~, 50/60Hz |
最大負荷 | 1500W, 15A |
互換性 | |
サードパーティー | • Apple Home • Alexa • Google アシスタント |
その他 | |
パッケージ内容 | Tapo P300本体 かんたん設定ガイド |
認証 | PSE, RoHS |
動作環境 | 動作温度: 0 ºC–35 ºC 動作湿度: 10%–90%RH, 結露を避けてください |
TP-Link Tapo P300 パッケージ
『TP-Link Tapo P300』のパッケージです。青と白のTapoシリーズ共通のパッケージカラーとなっています。
パッケージの表面に『TP-Link Tapo P300』の主要装備が記載されています。
パッケージの裏面に『TP-Link Tapo P300』の詳細内容とカスタマーサポート、技適マークなどの各種認証マークが記載されています。
パッケージの左側面に特徴と製品構成が記載されています。
パッケージの右側面に製品仕様が記載されています。
パッケージの底面に型番、シリアルナンバー、パラレルナンバーなどが製品の個体情報が記載されています。
『TP-Link Tapo P300』パッケージを開封していきます。
『TP-Link Tapo P300』パッケージ内の全てのモノを取り出した状態です。
『TP-Link Tapo P300』パッケージ内容は、
- スマートWi-Fi電源タップ本体
- かんたん設定ガイド
- FAQ(HomeKitに関するよくある質問)
- 保証書(修理に関するお問い合わせ窓口)
- HomeKit QRコード シール
となります。
付属紙媒体について
付属のガイド等の紙媒体についてです。
「かんたん設定ガイド」です。
日本語で詳細に説明されており、初心者の方や設定が苦手な方でも問題無く進めることができます。
FAQ(HomeKitに関するよくある質問)です。
この「FAQ(HomeKitに関するよくある質問)」は、HomeKitに関するトラブルシューティングとヘルプについて案内しています。
「保証書(修理に関するお問い合わせ窓口)」です。この「保証書(修理に関するお問い合わせ窓口)」は、保証書と修理に関するお問い合わせ窓口情報が記載されています。故障などの問題が発生した場合に確認します。
「HomeKit QRコード シール」です。この「HomeKit QRコード シール」は、AppleのホームアプリでHomeKit対応デバイスを操作する際に必要となります。なお、スマートWi-Fi電源タップ本体にも記載されています。
TP-Link Tapo P300をチェックする!
『TP-Link Tapo P300』をチェックしていきます。
スマートWi-Fi電源タップ本体の筐体カラーは白です。見た目は、100VコンセントとUSB端子が搭載された普通の電源タップに見えます。
スマートWi-Fi電源タップ本体のサイズを計測したところ、横約280mm×高さ約50.6mm×幅約31.5mmでした。
スマートWi-Fi電源タップ本体の重量は、約491gでした。結構重量感があります。
スマートWi-Fi電源タップ本体を各側面から見た状態です。
スマートWi-Fi電源タップ本体の底面です。
左右に滑り止めのゴム足が備わっています。
その横の十字状の凹み部分は、ビスなどを使って設置する際に使用します。
中央に、製品名、型番、入出力仕様、生産国、MACアドレス、シリアルナンバー、技適マークなどの認証マーク、メーカー名、HomeKit QRコードなどの製品情報が記載されています。
スマートWi-Fi電源タップ本体を真上から見た状態です。
一番上側(向かって左側)にTapoのロゴが描かれています。
Tapoロゴの下にUSBポートとUSBポート用のLEDインジケーターが配置されています。USBポートは、QC 3.0に対応したUSB-Aポート(2ポート)とPD充電(USB Power Delivery)に対応したUSB-Cポート(1ポート)の合計3ポートが装備されており、最大20W出力の給電をサポートしています。
中央にコンセントが4口配置されています。それぞれ1、2、3、4とナンバーが記載されており、そのナンバーの横に各コンセント用のLEDインジケーターが配置されています。
一番下側に電源ボタンが配置されています。この電源ボタンは、スマートWi-Fi電源タップ本体の設定を初期化するためにも使われます。初期化の方法は以下の通りです。
- Wi-Fi設定のみを初期化(他の設定は維持されます):電源ボタンを5秒間長押しします。
- 工場出荷時の状態に初期化:電源ボタンを10秒間長押しします。
下側面から電源ケーブルが排出されています。電源ケーブルの長さは1.8mとなります。
この部分の直径は、約12.2mmです。
電源ケーブルの形状は平ら状(幅約7.8mm×厚み5約mm)となっています。かなり太いケーブルで安心感があります。
コンセントです。
コンセントは無極性プラグで180°スイングすることができ、絶縁キャップが施されています。
スマートWi-Fi電源タップ本体の電源を入れてみました。電源ボタン、4つのコンセント口、USBポート全てのLEDインジケーターは点灯しており電源オンの状態となります。何も設定しない状態で普通の電源タップとして使用することができます。
電源オンの状態で、スマートWi-Fi電源タップ本体の電源ボタンを押すと電源オフとなり、電源ボタン以外のLEDインジケーターが消灯します(電源ボタンのLEDインジケーターは常時点灯)。電源ボタンを押す毎にオン/オフが切り替わる仕様です。
専用スマートフォンアプリを使うことで、各ポート毎のON/OFFを切り替えることができます(USBポートはまとめて一つとしての扱い)。下の画像では、2番目と4番目のコンセントがオフの状態です。
専用スマートフォンアプリ TP-Link Tapoによる設定
専用スマートフォンアプリを使って『TP-Link Tapo P300』の設定を行っています。
TP-Link Tapoアプリの初期設定
App StoreまたはGoogle Playから専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」をダウンロードします。
ダウンロードした専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」を起動します。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」からの通知を許可するため【許可】を選択します。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」による、ローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続を許可するため【OK】を選択します。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」による、ローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続に関する許可設定を行うため【設定に移動】を選択します。
なお、ローカルネットワーク権限を既に付与済みの場合は、【ローカルネットワーク権限を既に付与済み】を選択します。
【ローカルネットワーク】の項目をオンにします。
「ユーザーエクスペリエンス向上プログラム」の参加有無と「プライバシーポリシー」の利用規約に同意し【続ける】を選択します。
TP-Link IDを所有していない場合には【TP-Link IDの作成】を、既にTP-Link IDを所有している場合は【ログイン】を選択します。
TP-Link ID作成については、TP-Link IDの作り方サイトをご参照下さい。
TP-Link IDとパスワードを入力して【ログイン】を選択します。
以上で、専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」を利用出来るようになりました。
TP-Link Tapo P300の登録
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」が利用できるようになったので、専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」に『TP-Link Tapo P300』を登録していきます。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」による、Bluetoothの使用を許可します。
必要に応じて、2段階認証の有効化を行います。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」の起動画面のマイホームページで、右上の【+】アイコンを選択します。
【デバイスを追加】を選択します。
【プラグ】を選択します。
プラグシリーズの中から【Tapo P300】を選択します。
遠隔操作開始に関する同意文を確認します。【同意】ボタンを押すと、各項目に同意したとみなされるので、ボタンを押す前によく確認する必要があります。
スマートWi-Fi電源タップ本体の電源ボタンを押して電源を入れます。電源を入れると電源ボタンのLEDインジケーターが白とオレンジに点滅していることを確認して【白とオレンジになっている】を選択します。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」が『TP-Link Tapo P300』を検索中です。
『TP-Link Tapo P300』が見つかりました。
『TP-Link Tapo P300』が接続できるWi-Fiを検索中です。
自宅で使用している2.4GHzのWi-Fiネットワークを選びます(5GHzなどの2.4GHz以外の周波数では設定不可)。
2.4GHz Wi-Fiネットワークのパスワードを入力します。
ネットワークに接続中です。
『TP-Link Tapo P300』の名前とアイコンを設定します(後でも設定可)。
スマートWi-Fi電源タップ本体の設置場所を決めます(後でも設定可)。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」による『TP-Link Tapo P300』の登録が完了したので、続いて、ファームウェアを確認します。
ファームウェアのアップデート時刻を設定します。デフォルトの設定時刻は3:00から5:00の間です。
以上で、スマートWi-Fi電源タップ本体の設定が全て完了しました。
TP-Link Tapoアプリの操作方法
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」の操作方法を確認していきます。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」の通常起動画面です。『TP-Link Tapo P300』には、4つのコンセント口と3つのUSBポートが搭載されています。但し、USBポートの場合まとめて一つとしての扱いとなるため、合計5口が搭載されていることになり、5つのデバイス(USBポート、スマートプラグ1~スマートプラグ4)が表示されます。
設定したい【スマートプラグ】または【USBポート】を選択すると、各デバイスの操作確認画面になります。
デバイスに関する設定は、右上にある六角形のアイコンを選択します。
【デバイス設定】できる内容は以下の通りです。
- デバイスのアイコンと名前:デバイスのアイコンと名前を変更します。
- 設置場所:設置場所を変更します。
- LEDステータス:LEDステータスを【自動】【オフ】【お休みモード】の3パターンから設定します。
- デフォルトの状態:最後に電源に接続されたときの状態を【前回の状態を維持】【オン】【オフ】の3パターンから設定します。
- 自動オフタイマー:電源がオンになってから、設定した時間が経過すると自動に【オフ】にするかの設定をします。
- グループ:デバイスをグループに追加します。グループに追加することで、グループ毎に一括コントロールすることができます。各デバイスの個別コントロールも可能です。
- ホームに追加:HomeKitとしてホームアプリに追加すると、iPhoneやiPadから手軽に制御できるようになります。
- スマートアクション:スマートアクションとしてオートメーション化の設定をします。
下記の内容からスマートアクションを設定することができます。
- 端末情報:デバイス状態の確認します。
- ファームウェア アップデート:ファームウェア情報を確認します。
【電源アイコン】を選択すると、電源のオン/オフを行うことができます。
【稼働時間】では、本日分、過去7日分、過去30日分の稼働時間を確認することができます。
【スケジュール】を選択すると、スケジュールの追加画面に切り替わります。ここでは設定したスケジュールによって、デバイスの電源を制御することができます。右上の【+】アイコンを選択して、スケジュールを追加します。
スケジュールの追加画面で、【時間指定】【デバイスの電源(オン/オフ)】【曜日指定】を設定します。
【タイマー】を選択すると、タイマー設定画面に切り替わります。設定した時刻にデバイスの電源をオンオフさせます。
タイマー設定画面で、【時間指定】【デバイスの電源(オン/オフ)】を設定します。
【おでかけ】を選択すると、おでかけモード設定画面に切り替わります。
おでかけモード設定画面では、【時間】【曜日】を設定することで、設定された間の時間ランダムにオンとオフを切り換えて不在であることを隠すことができます。防犯的に有効です。
【デバイスの共有】を選択すると、家族を招待して一緒にスマートデバイスを管理することができます。
【サポートセンター】を選択すると、ユーザーマニュアル設置の方法などを確認することができます。
【お気に入り】を選択すると、デバイスをお気に入りとして登録されます。
TP-Link Tapo P300を使ってみる!
実際に『TP-Link Tapo P300』を使ってみました。
スマートWi-Fi電源タップ本体の設置状態は安定しており、傾いたり向きが変わったりすることはありません。
電気ヒーターや扇風機、ドライヤー、こたつ、ケトルなどの火災や感電、ケガ等の原因となる機器では使用することはできませんが、ライトやスマートフォンの充電など活躍の場は多く有ります。
今回は、パソコンの主電源やライト、USB小型ファン、スマートフォンの充電で使ってみました。わざわざオンオフのためにボタンを押す必要がなくスマートフォンや音声コントロールで操作することができ、更に外出先からもコントロールすることができるのはかなり便利です。スマートフォンなどの充電では、充電を必要以上に行うことが無くなりスマートフォンなどの充電デバイスに負担が掛からなくなります。
更にスケジュール設定や自動オフ、おでかけモードの機能を使うことで、自分の生活リズムに合わせた細かな設定を行うことも可能で大変便利です。
例えばゲームやテレビなどを繋げておけば、スケジュール設定や自動オフ機能で、有る一定の時間のみ使用するようにできるので使用時間の抑制にも繋がります。
最後に
この度はレビュアーとして『TP-Link Tapo P300 スマートWi-Fi電源タップ』を使用できる機会を頂き感謝致します。
これまではスマートコンセント4個必要だったのが、電源ケーブル1本で使える『TP-Link Tapo P300』は、スペース的にも有効で、4口のスマートコンセントをそれぞれ個別にコントロールすることができ、必要に応じて接続デバイスを柔軟に制御することができる優れものです。
更にスマートUSBポートが3口搭載されており、接続デバイスをアプリで一括管理・操作することはもちろん、Amazon Alexa・Siri・Google アシスタントと連携させることで音声コントロールでき大変便利です。これらは、TapoアプリやAppleホームアプリを使うことで、外出先から各コンセントの個別制御やUSBポートを一括コントロールすることが可能となり生活を豊かにしてくれます。
スケジュール&タイマー機能により、毎日のルーティーンに合わせた接続デバイスのオン/オフが自動で切り替えることができたり、おでかけモードによりランダムな間隔でデバイスのオン/オフを切り替えて、留守中であること悟られないようにすることもでき、一人暮らしの方にもかなり有効でしょう。
電源タップと言うことで、安心面においては、TP-Link社の厳しいテストが行われており、サージ保護・過熱保護・ニッケルメッキを施しV-0(UL94)の難燃性素材を使用することで安全に使うことができます。
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Tapo」により、かんたん設定ですぐに使え手軽に管理できます。
『TP-Link Tapo P300 スマートWi-Fi電源タップ』は、4口のスマートコンセント搭載でスペース的にも、USB機器が使える点としても優秀で、その使い方は広く使うと手放せなくなります。使えば使うほど日常を便利にしてくれるガジェットです。
TP-Link Tapo P300に関するウェブサイト
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