【PRレビュー】TP-Link Deco BE22 | BE3600 デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム
この度、ティーピーリンクジャパン株式会社より『TP-Link Deco BE22 | BE3600 デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム』をご提供頂き、PRレビュー記事を作成しました。

今回作成しました『TP-Link Deco BE22 | BE3600 デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム』のレビュー記事が、メッシュルータータイプの導入をご検討している方に少しでもお役に立てれば幸いです。
以下、『TP-Link Deco BE22』とします。
メッシュWi-Fiシステムとは
通常は一台のWi-Fiルーターを設置して使用しますが、この場合どうしてもWi-Fiルーターを設置した場所を中心にWi-Fi電波が強く、Wi-Fiルーターから離れるほどWi-Fi電波が弱くなってスピードが落ちてしまいます。
特に二階建て以上の住居の場合、Wi-Fiルーターを設置した階のWi-Fi電波は問題ないのですが、他の階ではWi-Fi電波が弱くなってしまう傾向にあり、快適にWi-Fiが使うことができないと言うのはよくある話です。
そこで広さや階に関係なく、快適にWi-Fiを利用できることを実現したのがメッシュWi-Fiシステムです。
メッシュWi-Fiシステムとは、その名の通り網目のように複数台のWi-Fiのアクセスポイントを連携させて繋がり合わせるWI-Fiネットーワクシステムで、複数台のアクセスポイントとなるユニット本体(Wi-Fiネットワーク機器)を設置します。
モデム(ONU)と親機となるユニット本体を有線LANケーブルで接続、子機となるユニット本体を別の場所に設置して、親機のユニット本体と子機のユニット本体を通信させます。子機のユニット本体の設置は電源を入れるだけで配線の必要も無く、Wi-Fiネットワーク名やパスワードなどのWi-Fi設定に関しても、親機のユニット本体の情報が自動的に子機ユニット本体に受け継がれるので、子機のユニット本体毎にWi-Fi設定の必要はありません。なお、子機のユニット本体を設置する注意点として、親機のユニット本体からWi-Fi電波が問題無く届く範囲に設置する必要があります。
設置後は、それぞれのユニット本体からWi-Fi電波が出るため、それぞれのユニット本体中心にWi-Fi電波が強くなります。極端に言うと、ユニット本体を設置すれば設置するほどWi-Fiの電波がエリア中で使えると言うことになります。
親機のユニット本体に登録された一つのWi-Fiネットワーク名とパスワードで、複数台のユニット本体でシームレスにWi-Fiを利用することができるのがメッシュWi-Fiシステムです。
なお、TP-Linkメッシュテクノロジーの詳細については、「TP-Linkメッシュについて - Deco BE22 | BE3600 デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム | TP-Link 日本」ページでご確認ください。
Wi-Fi 7 について
『TP-Link Deco BE22』の大きな特徴として、メッシュW-Fiルーターで有りながら、【Wi-Fi 6】【Wi-Fi 6E】に次ぐ次世代のWi-Fi規格である【Wi-Fi 7】に対応している点です。
2023年12月22日の電波法施行新規則により、【Wi-Fi 7】は【Wi-Fi 6E】同様に2.4GHz・5GHz・6GHzの3帯域を利用し、最大通信速度46Gbpsまで高速化可能となっています。なお【Wi-Fi 6】【Wi-Fi 6E】のは最大通信速度は9.6Gbpsとなります。
- 最大帯域幅 320MHz(6GHz帯)
- 変調方式 4096QAM(電気信号の変換効率向上により通信効率20%向上)
- マルチリソースユニット Multi-RU(1人のユーザーに複数のリソースユニット(RU)を割り当てて周波数利用効率を向上)
- マルチリンクオペレーション Multi-Link Operation(2.4GHz・5GHz・6GHzの複数周波数帯を同時利用)
- プレアンブル パンクチャリング Preamble Puncturing(電波干渉を避けて通信を高速化・安定化技術)
これらのWi-Fi 7の技術仕様を採用することにより、【Wi-Fi 5】の13倍、【Wi-Fi 6】の4.8倍の通信速度を実現できます。
以下、【Wi-FI 6】【Wi-Fi 6E】【Wi-FI 7】の比較表です。
| Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 | |
| IEEE規格 | IEEE 802.11ax | IEEE 802.11ax | IEEE 802.11be |
| 最大データ伝送速 | 9.6Gbps | 9.6Gbps | 46Gbps |
| 周波数帯 | 2.4/5GHz | 2.4/5/6GHz | 2.4/5/6GHz |
| 帯域幅 | 20/40/80/160MHz | 20/40/80/160MHz | 20/40/80/160/240MHz |
| 変調方式 | 1024QAM | 1024QAM | 4096QAM |
| ストリーム数 | 8 | 8 | 16 |
| MLO | ー | ー | 対応 |
これらを見るだけでも【Wi-Fi 7】の方が【Wi-Fi 6】【Wi-Fi 6E】よりも速度の向上や安定性の向上が期待できます。
【Wi-Fi 7】は、超高速通信を実現させる規格ではあるのですが、ネックとして出始めたばかりであるため高価であるという点です。更にメッシュWi-Fiルーターの場合、基本的に複数台使用する必要があるため高価となってしまいます。
そこで、メッシュWi-Fi 7 ルーターの中ではリーズナブルな価格設定となっている『TP-Link Deco BE22』に注目です。なお、『TP-Link Deco BE22』の周波数帯は、2.4GHzと5GHzのみ対応しています。
なお、Wi-Fi 7の詳細については、TP-Linkのサイトで解説されている「Wi-Fi 7とは?何をもたらすもの?誰に必要? | TP-Link 日本」ページでご確認ください。
TP-Link Deco BE22について
『TP-Link Deco BE22』は2025年8月27日(水)に発表された、最大3.6Gbps(5GHz:2882Mbps +2.4GHz:688Mbps)の高速デュアルバンド通信を実現するメッシュWi-Fi 7システムです。シンプルコンパクトなデザイン、新規導入はもちろん、既存のDecoネットワークに追加してWi-Fiのカバー範囲を手軽に拡張できます。
TP-Linkのウェブサイトから『TP-Link Deco BE22』の特徴を抜粋すると、
- 3.6GbpsデュアルバンドWi-Fi:合計3.6Gbps(5GHz:2882Mbps +2.4GHz:688Mbps)の高速通信を提供します。
- 便利な有線接続:1.0Gbps WAN/LANポート×2を搭載し、より柔軟に快適なインターネットを利用できます。
- Wi-Fi&有線の混合バックホール:各Decoユニット間のバックホール接続にWi-Fiと有線接続を同時に利用することができ、より快適な通信を実現します。
- MLO(Multi-Link Operation)技術:複数の周波数帯とチャンネルを使って同時にデータを送受信でき、高速かつ低遅延で安定した通信を実現します。
- シームレスAIメッシュ:AIローミングテクノロジーにより、お家の中を移動しても常に快適なWi-Fi接続を維持できます。
- TP-Link HomeShield:包括的なネットワーク保護・堅牢な保護者による制限・リアルタイムのIoT保護等でセキュリティを強化します。
- 優れた互換性:全Wi-Fi世代&全Decoシリーズと互換性があり、主要なIPv6 IPoEサービスに対応しています。
となっています。
詳しくは、『TP-Link Deco BE22』製品サイトのページでご確認ください。
TP-Link Deco BE22 製品仕様
『TP-Link Deco BE22』の製品仕様は、下記の通りです。
| TP-Link Deco BE22 製品仕様 | |
| ワイヤレス | |
| 規格 | Wi-Fi 7 IEEE 802.11be/ax/ac/n/a(5GHz) IEEE 802.11be/ax/n/b/g(2.4GHz) |
| Wi-Fi速度 | BE3600 5GHz:2882Mbps(802.11be) 2.4GHz:688Mbps(802.11be) |
| Wi-Fi範囲 | 広いWi-Fiカバー範囲
TP-Linkメッシュテクノロジー AIメッシュ 高性能アンテナ×4(内蔵) |
| Wi-Fi性能 | 最上クラス(Very High)
デュアルバンド OFDMA 4ストリーム |
| 動作モード | ルーターモード ブリッジ(AP)モード |
| 高度な機能 | • MLO(Multi-Link Operation) • 160MHz帯域幅 • 4K-QAM • Multi-RU • Amazon Alexa&Googleアシスタント対応 |
| セキュリティ | |
| ネットワークセキュリティ | SPIファイアウォール アクセスコントロール HomeShieldセキュリティ リアルタイムIoT保護 |
| ゲストネットワーク | 5GHzゲストネットワーク×1 2.4GHzゲストネットワーク×1 有効時間 |
| VPNサーバー | • OpenVPNサーバー • PPTP VPNサーバー • L2TP/IPSec VPNサーバー |
| VPNクライアント | • OpenVPNクライアント • PPTP VPNクライアント • L2TP/IPSec VPNクライアント |
| Wi-Fi暗号化 | WPA-Personal WPA2-Personal WPA3-Personal |
| ハードウェア | |
| 有線ポート | • 1.0Gbps WAN/LANポート×2
各Decoユニット(WAN/LAN自動判別) |
| ボタン | Reset(初期化)ボタン×1 WPSボタン×1 |
| ソフトウェア | |
| 高度な機能 | • 再起動スケジュール • Tapo/Kasaオンボーディング • IoTネットワーク&デバイス分離 • 静的ルーティング機能 • 接続ユニット/バンド設定 |
| プロトコル | IPv4 IPv6 |
| サービスキット | HomeShield |
| 保護者による制限 | HomeShield保護者による制限
YouTube制限 |
| WANタイプ | 動的IP 静的IP PPPoE PPTP L2TP |
| QoS | HomeShield QoS
デバイスごとのQoS |
| クラウドサービス | OTAファームウェアアップデート TP-Link ID DDNS |
| NAT転送 | ポート転送 UPnP |
| IPTV | IGMPプロキシ IGMPスヌーピング ブリッジ タグVLAN |
| DHCP | アドレス予約 DHCPクライアントリスト サーバー |
| DDNS | TP-Link |
| 管理 | Decoアプリ ※Android版のDecoアプリver 3.0以降はAndroid 5.0以降にのみ対応 |
| その他 | |
| ネットワークサービス (デフォルトで有効) |
Webサーバー
Web(HTTP/HTTPS)経由のデバイス管理&設定 DNS IPアドレスの割り当て(DHCP) アプリ経由のデバイス管理&設定 |
| フィジカル | |
| 寸法 | 150 × 150 × 62mm |
| 製品構成 | Deco BE22(2パック) Deco BE22ルーター×2 LANケーブル×1 電源アダプター×2 Quick Installation Guide(かんたん設定ガイド) Deco BE22(1パック) |
| その他 | |
| 認証 | VCCI・JATE・PSE・RoHS・技適 |
| 動作環境 | 動作温度:0°C~40°C(32°F~104°F) 保温温度:-40°C~60°C(-40°F~140°F) 動作湿度:10%~90% RH 保存湿度:5%~90% RH |
TP-Link Deco BE22 パッケージ
『TP-Link Deco BE22』のパッケージです。今回はエコ仕様パッケージとなっています。

表面に製品仕様シールが貼られています。

日本国内において『TP-Link Deco BE22』には、パック数毎に2タイプがラインナップされています。
- TP-Link Deco BE22(2-pack) ※ユニット本体×2台セット
- TP-Link Deco BE22(1-pack) ※ユニット本体×1台セット
メッシュWi-Fiシステムの特徴を活かすためにも、ユニット本体が2台セットとなっている「TP-Link Deco BE22(2パック)」を基本とし、必要に応じて「TP-Link Deco BE22(1パック)」を追加購入して拡張していくのがベストでしょう。
今回、TP-Link社よりご提供頂いた『TP-Link Deco BE22』は、ユニット本体が2台セットとなっている「TP-Link Deco BE22(2パック)」となります。
『TP-Link Deco BE22』のパッケージを開封していきます。

パッケージを開くと、2台のDeco BE22ユニット本体が現れます。

そのDeco BE22ユニット本体の下に付属品や取扱説明書が収納されています。



パッケージの中身を全て取り出した状態です。

『TP-Link Deco BE22』のパッケージ内容は、
- Deco BE22ユニット本体×2台
- 電源アダプター×2個
- LANケーブル×1本
- Reset Tool
- Quick installation Guide(かんたん設定ガイド)
- Wi-Fi 6E/7製品にWi-Fi接続できない場合は?
- 保証書(修理に関するお問い合わせ窓口)
- デジタル特典
となります。

付属紙媒体について
付属のガイド等の紙媒体についてです。

「Quick installation Guide(かんたん設定ガイド)」です。

「Quick installation Guide(かんたん設定ガイド)」は、多言語での説明となっています。

日本語での説明も記載されており、安心して使うことができます。

「Wi-Fi 6E/7製品にWi-Fi接続できない場合は?」です。この「Wi-Fi 7製品にWi-Fi接続できない場合は?」は、Wi-Fi 7製品に接続できない場合の対応について説明されています。

「お問い合わせについて」です。この「お問い合わせについて」は、保証書となっており修理に関するお問い合わせ窓口情報が記載されています。故障などの問題が発生した場合に確認します。


「デジタル特典」です。Amazon.co.jp限定商品のデジタル特典になります。

TP-Link Deco BE22をチェックする
『TP-Link Deco BE22』をチェックしていきます。
Deco BE22ユニット本体
2台のDeco BE22ユニット本体です。


Deco BE22ユニット本体は、円柱の形状でカラーは白となります。これまでのDecoシリーズとは違いかなり高さが低いスタイルとなっています。見た目は非常にシンプルなデザインですが、しっかりと存在感を示しています。

Deco BE22ユニット本体のサイズを計測したところ、直径約149.9mm×高さ約61.5mmでした。


Deco BE22ユニット本体の重量は、約514gでした。


Deco BE22ユニット本体を真上から見た状態です。

中央にTP-Linkのロゴマークが描かれています。

Deco BE22ユニット本体を正面から見た状態です。

下側の中央にLEDインジケーターが配置されています。

Deco BE22ユニット本体を左側面から見た状態です。

Deco BE22ユニット本体を背面から見た状態です。

下側に、電源を接続するための電源ポート、1.0Gbps WAN/LANポート×2、WPSボタンが配置されています。なお、WAN/LANポートは自動判別されます。

Deco BE22ユニット本体を右側面から見た状態です。

Deco BE22ユニット本体を底面から見た状態です。

Deco BE22ユニット本体の底面手前側に、LEDインジケーターが配置されています。

右側に、初期化用のRESET(リセット)ボタンが配置されています。

排熱のためのスリットが設けられており、設置の際にはスリットを塞がないようにします。

Deco BE22ユニット本体の底面には、4つのゴム足が備わっており安定して設置できます。


中央には、製品名、各種認証マーク、型番、シリアルナンバー、MACアドレス、SSIDなどの情報が記載された製品シールが貼られています(※画像は一部製品情報を見えないように加工済み)。

以前レビューを行った「TP-Link Deco BE65 | BE11000 メッシュWi-Fi 7システム」と比較してみました。

Deco BE22ユニット本体は、高さがかなり低くなっており、設置場所を広く必要とするのが分かります。また、Deco BE22ユニット本体の方が丸みを帯びた可愛らしいデザインとなっています。



電源アダプターをチェックしていきます。

電源アダプター
電源アダプターのカラーも、Deco BE22ユニット本体と同じ白となります。電源アダプターのケーブルの長さは、約145cmです。




電源アダプターのサイズを計測したところ、横約95.2mm×高さ約54.7mm×幅約31.1mmでした。厚みが少ない形状の電源アダプターなので、コンセントに接続する際に左右同士の干渉が少なく無理なく設置できます。



LANケーブル
LANケーブルをチェックしていきます。

LANケーブルの長さは、約115cmです。

フラット仕様のケーブルが採用されています。

LANケーブルの太さを計測したところ、横約5.5mm×厚み2.2mmでした。


LANケーブルの端子部です。

TP-Link Deco アプリによるセットアップ
『TP-Link Deco BE22』のセットアップを行っていきます。Deco BE22ユニット本体をセットアップするためには、専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」が必要となります。
App StoreまたはGoogle Playから専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」をダウンロードします。

ダウンロードした専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」を起動します。

専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」からの通知を【許可】します。

「利用規約とプライバシーポリシーに同意」と「ユーザーエクスペリエンス向上プログラムに参加する」ことを確認しチェックを入れて、【続行】を選択します。

専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」によるローカルネットワークの検索および接続を許可するため、【OK】を選択します。

TP-Link IDでログインを行います。TP-Link IDを所有していない場合には【TP-Link IDの作成】を、既にTP-Link IDを所有している場合は【既にアカウントをお持ちですが?】を選択します。
TP-Link ID作成については、TP-Link IDの作り方サイトをご参照下さい。

自分の場合は、既にTP-Link IDを取得済みのため前の画面で【既にアカウントをお持ちですが?】選択後、この画面でTP-Link IDのメールアドレスとパスワードを入力し【ログイン】を選択します。

生体認証の設定を行うことで、安全に素早くログイン認証できます。必要に応じて設定します。

必要に応じてDecoアカウントの2段階認証を有効にします。

以上で、専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」を使用する準備が整いました。
続いて、専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」で、Deco BE22ユニット本体のセットアップを行っていきます。
親機のセットアップ
親機となるDeco BE22ユニット本体のセットアップを行います。
- Deco BE22ユニット本体
- 電源アダプター
- LANケーブル
を準備します。

親機となるDeco BE22ユニット本体に電源アダプターをセットし電源を投入します。なお、Deco BE22ユニット本体はどちらを使ってもOKです。


この時点ではまだLANケーブルは接続しません。

電源が入るとLEDインジケーターが黄色で点灯します。

引き続き専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」で設定を行っていきます。

Deco BE22ユニット本体のLEDインジケーターが青に点滅するまで待ちます。

LEDインジケーターが青に点滅されました。

専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」によるBluetoothの使用を求められるので【OK】を選択します。

専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」が、親機となるDeco BE22ユニット本体を探しています。

専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」による親機のDeco BE22ユニット本体が検索されたので、【接続】を選択してWi-Fiネットワークに接続を許可します。

親機のDeco BE22ユニット本体に接続中です。

親機のDeco BE22ユニット本体に接続しました。

親機のDeco BE22ユニット本体のLEDインジケーターが青の点滅から常時点灯になったことを確認して、【Decoをセットアップ】を選択します。

使用しているモデム(ONU)と親機のDeco BE22ユニット本体をLANケーブルで接続します。


モデムの再起動を行うため、モデムの電源を一度切って再度電源を投入します。モデムが起動するまで2分ほど待って【再起動しました】を選択します。

親機のDeco BE22ユニット本体の設置場所を設定し【→】を選択します。

インターネット接続情報を設定し【次へ】を選択します。

・インターネット接続タイプの選択

・高度な設定

Wi-Fiネットワーク名(SSID)とパスワードを設定し【次へ】を選択します。

アップデートのスケージュールを設定し【→】を選択します。

Wi-Fiネットワークを作成中です。

Wi-Fiネットワークに接続を行うため【接続】を選択します。

親機のDeco BE22ユニット本体に接続中です。

親機のDeco BE22ユニット本体がインターネットに接続済みとなり、親機のDeco BE22ユニット本体のセットアップが完了しました。

Deco BE22ユニット本体が正常に動作している場合は、LEDインジケーターが緑に点灯します。

子機のセットアップ
親機のDeco BE22ユニット本体に続いて、子機となるDeco BE22ユニット本体の追加とセットアップを行います。

画面右上の【+】アイコンを選択します。

デバイスの追加に関するメニューが表示されます。
- 【Decoユニットを追加】現在のネットワークに新たなDecoユニットを追加します。
- 【メインDecoの入れ替え】現在のメイン機のDecoユニットを新しいDecoユニットに置き換えます。
- 【ネットワークの作成】新しいネットワークを設定します。
今回新たにDecoユニットを追加するので【Decoユニットを追加】を選択します。

設置に関するガイダンスが表示されます。



子機となるDeco BE22ユニット本体に電源アダプターを接続して電源を投入します。

電源投入後、LEDインジケーターが黄色に点灯します。

しばらくすると、LEDインジケーターが黄色から青色の点滅に変わり設定準備が整いました。

子機のDeco BE22ユニット本体を検索中です。

子機のDeco BE22ユニット本体が検索されました。

検索されたDeco BE22ユニット本体を追加するために【このデバイスを追加】を選択します。

子機のDeco BE22ユニット本体の設置場所を設定します。

以上で、サブ機のDeco BE22ユニット本体の追加及びセットアップが完了しました。

Deco BE22ユニット本体が正常に動作している場合は、LEDインジケーターが緑に点灯します。

TP-Link Deco アプリの使い方について
専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」の使い方について確認していきます。

カスタマー関連
ホーム画面(ネットワーク)の左上【メニュー】アイコンを選択すると、
- 【HomeShild】30日間のフリートライアルを開始できます。
- 【アカウントを連携】AlexaやGoogleアシスタントなどのスマートライフアシスタントとの設定を行います。
- 【カスタマーサポート】機種毎によくある質問を確認できます。
- 【アプリの設定】アプリに関する設定やバージョンを確認します。
を選択できます。

メール通知
ホーム画面(ネットワーク)の左上【メール】アイコンを選択すると、通知を確認できます。

ネットワーク
【ネットワーク】では、主に使用状況について確認できます。

インターネットスピードのテスト
【インターネットスピードのテスト】では、インターネットのスピードを確認できます。
【自動>】を選択すると、単一サーバー、マルチサーバーを選択できます。

【スピードテスト】を選択することで、インターネットのスピードを確認できます。

インターネットスピードのテスト結果です。

Wi-Fi設定
【Wi-Fi設定】では、ネットワーク名、パスワードなどネットワークに関する設定を行います。

ここで、2.4GHz & 5GHzネットワークのWi-Fiネットワーク名(SSID)とパスワードを変更できます。

【MLOネットワーク】を選択すると、Wi-Fi 7機能のマルチリンクオペレーション(Multi-Link Operation・MLO)を使ったネットワークを設定できます。これは、複数の周波数帯とチャンネルを使って同時にデータを送受信でき、高速かつ低遅延で安定した通信を実現します。

Decoユニットの確認
【Decoユニット】では、各Decoユニットの接続状況を確認できます。

全Decoユニットの接続状況を確認できます。

各Decoユニットのアイコンを選択すると、そのDecoユニットの状況を確認できます。


【デバイス情報】を選択すると、各Decoユニットの詳細情報を確認できます。

各Decoユニットに接続されているクライアント情報を確認できます。

更にクライアントの詳細な情報を確認できます。

オンラインクライアント
【オンラインクライアント】では、オンライン及びオフラインのクライアント情報を確認できます。

クライアントの接続状態を確認できます。

更にDecoユニットに接続されているクライアントの詳細情報を確認できます。

スマートホーム
【スマートホーム】では、様々なメーカーのスマートホームデバイスが相互に通信し、連携できるようにするためのプロトコル matterに対応したスマートデバイス機能を、専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」からコントロールできます。


セキュリティ
【セキュリティ】では、セキュリティに関する情報を確認できます。また、有料版のSecurity+にアップグレードを行うことにより、更に強固なセキュリティを構築できます。

セキュリティに何らかの問題がある場合【スキャンの詳細】を選択し、詳細内容を確認します。

今回、新しいファームウェアが確認されました。

【ファームウェアのダウンロード】を選択して、ファームウェアのアップデートを行います。

ファームウェアのダウンロード中です。

ファームウェアのダウンロードが完了したので、【インストール】を選択します。

新しいファームウェアのインストール中です。

インストール完了後、自動で再起動が行われます。

ファームウェアのアップデートが完了しました。

最新の状態となりました。

再度、セキュリティに関する情報を確認すると正常状態となっていました。

スキャンの詳細
【スキャンの詳細】では、スキャン後の詳細内容を確認できます。

Wi-Fiアクセスコントロール
【Wi-Fiアクセスコントロール】では、ブロックリストモードと許可リストモードを切り替えることができ、それぞれのリストにクライアントを追加できます。


デバイス分離
【デバイス分離】では、lotデバイスなどの一部のデバイスは、セキュリティの脅威に対して脆弱なため、大事なデバイスとデータを安全に保つために、これらのデバイスを分離を行います。

カメラのセキュリティ
【カメラのセキュリティ】では、設置されているカメラに対してプライバシー保護のため、インターネットに接続に関する設定を行うことができます。

Security+
【Security+】では、有料で全てのデバイスのセキュリティを強化する便利なツールの提供を行います。

保護者による制限
【保護者による制限】では、お子様のインターネット使用状況を確認したり、接続可能な時間やコンテンツを制御したりするのに役立ちます。

今回ベータ版として、外出時の監視機能が追加されています。ベータ期間中は無料でKidShieldを使用できます。

もっと
【もっと】では、『TP-Link Deco BE22』の各種システムに関する設定を行うことができます。

- 【Decoラボ】実験的な機能を試して確認することができます。実際のパフォーマンスに応じて更新されます。
- 【レポート】週次・月次で、ネットワークまたは保護者による制限による状況を確認します。
- 【QoS】特定のデバイスに優先順位を付ける設定を行います。
- 【Wi-Fiアクセスコントロール】ネットワークへのアクセスを拒否するデバイスを指定を行います。
- 【Wi-FI設定】ネットワーク名、パスワードなどネットワークに関する設定を行います。ここで、2.4GHz・5GHzの複数周波数帯を同時利用できるWi-Fi 7 機能のマルチリンクオペレーション(Multi-Link Operation・MLO)を使ったネットワークを設定できます。
- 【ゲストネットワーク】ゲストに対してゲストネットワークの解放の設定を行います。
- 【IoTネットワーク】スマートライトやカメラなどのIoTデバイスをまとめて管理するための専用Wi-Fiネットワークを作成します。
- 【WPS】WPSに対応したデバイスをパスワード入力無しで、近くのDecoユニット本体に接続することができます。
- 【インターネット接続タイプ】インターネット接続状態を確認を行います。
- 【ネットワークの最適化】ネットワークの状態を解析しネットワークパフォーマンスの最適化を行います。
- 【インターネットスピードのテスト】インターネットのスピードを確認できます。
- 【VPN】ネットワークセキュリティを強化するためにVPNクライアントや遠隔からでもDecoネットワーク無いのデバイスにアクセスするためのVPNサーバーを有効にします。
- 【詳細】ルーター機能の詳細について設定できます。
- 【接続通知】新しく端末が接続されたり既存の端末に関する通知を設定します。
- 【管理者】管理者の設定や追加の設定を行いDecoネットワークを管理することができます。
- 【LEDコントロール】時間帯によってLEDインジケーターの点灯設定を行います。
- 【システム】システム時刻、ログイン アカウント、自動アップデート、ファームウェア アップデートに関する設定や再起動、既定の設定に戻すことができます。
TP-Link Deco BE22を使ってみる!
『TP-Link Deco BE22』を使ってみました。
我が家は二階建ての木造住宅で、一階はリビング15畳と和室6畳の2部屋、二階は10畳、6畳、6畳の3部屋と言う構成になっています。
一階:Deco BE22ユニット本体(親機)

二階:Deco BE22ユニット本体(子機)

ONUやルーターなどの通信機器関連は、二階のほぼ中央付近に設置しているので、メイン機となるDeco BE22ユニット本体も同場所に設置しました。インターネット回線は、「NURO 光 2ギガプラン」を利用しています。
Wi-Fiテスト
『TP-Link Deco BE22』のWi-Fi性能について確認してみました。なお、インターネット回線の速度テストはFast.com を利用しました。
我が家では、デスクトップPCを1階と2階に設置しており、Wi-Fiを利用してネットワーク通信を行っています。それぞれのデスクトップPCでWi-Fiについて確認してみました。また、スマートフォン(iPhone 6s)で、Wi-Fi電波の強度を確認してみました。
LANケーブル接続自作PC(参考)
先ずは参考として、Deco BE22ユニット本体からLANケーブルで接続している自作PCのインターネット速度を確認してみました。
結果、Deco BE22ユニット本体搭載されているLANポートは1.0Gbps対応と言うことで、マックスである1Gbpsを実現しました。

デスクトップPC 2階【設置場所A】
2階のデスクトップPC【計測場所A】での、Wi-Fiによるインターネット速度の計測です。

このデスクトップPCは、以前レビュー記事で掲載した『TP-Link Archer TBE400UH | BE6500 ハイパワーUSB Wi-Fi 7子機』を使ってWi-Fiを利用しています。


インターネット速度は、1.0Gbpsを実現しました。自宅内の同じフロアであれば快適なスピードでインターネットを利用できるでしょう。
デスクトップPC 1階【設置場所B】
1階のデスクトップPC【計測場所B】での、Wi-Fiによるインターネット速度の計測です。

このデスクトップPCは、以前レビュー記事で掲載した『TP-Link Archer TBE550E | BE9300 Wi-Fi 7 Bluetooth 5.4 PCIeアダプター』を使ってWi-FIを利用しています。


インターネット速度は、750Mbpsを実現しました。Decoユニット本体の設置場所にもよりますが、メッシュWi-Fiシステムだと安定してスピードが出るのが分かります。
また、一階に設置したDeco BE22ユニット本体からLANケーブルでデスクトップPCに接続した場合のインターネット速度の計測です。Wi-Fi接続時よりもスピードがアップしているのが分かります。
スマートフォンでの計測
スマートフォン(iPhone 6s)で、Wi-Fi電波の強弱を計測してみました。
・二階の【設置場所C】での計測値です。

・一階の【設置場所D】での計測値です。

・一階の【設置場所E】での計測値です。

階毎にDeco BE22ユニット本体を設置しておくと、家じゅう快適にWi-Fiを利用できることが分かります。なお、階毎に設置するDeco BE22ユニット本体は、出来るだけ近く(上下)に設置するのがベストです。
最後に
この度はレビュアーとして『TP-Link Deco BE22 | BE3600 デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム』を使用できる機会を頂き感謝致します。
『TP-Link Deco BE22』はWi-Fi 7対応ですが、パワーユーザー向けでなく、家じゅうどこでも快適にスマートフォンが使うことができるライトユーザーからミドルユーザー向けのメッシュWi-Fiシステムと言った印象を受けました。今回、Deco BE22ユニット本体を一階と二階にそれぞれ設置してみましたが、ストレスの無いWi-Fi環境で家じゅうどこでもPCやスマートフォンを使うことができました。これらは、AIローミングテクノロジーにより、家の中を移動しても常に快適なWi-Fi接続を実現でき、完璧なシームレス実現を感じることができます。また、接続台数も150台以上と十分で、PCやスマートフォン以外にも、スマートカメラやスマートスピーカー、家電製品など、多くの機器に対し安定したWi-Fi接続を可能とします。
Wi-Fi接続だけでなく有線LAN接続においても、1.0Gbps WAN/LANポートが2ポート搭載されており、より安定したネットワークを構築することができます。
『TP-Link Deco BE22』で、Wi-Fi環境、有線LAN環境と自分の思うネットワーク環境を構築することができ、専用スマートフォンアプリ「TP-Link Deco」の指示に従って進めるだけで、パソコン初心者やパソコンの苦手な方でも簡単に設定を行うことができます。また、TP-Link HomeShieldを利用することで、ネットワーク保護・保護者による制限・IoTデバイスのセキュリティ強化などの機能が利用でき安心して使うことができます。
『TP-Link Deco BE22 | BE3600 デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム』は、3.6GbpsデュアルバンドWi-Fi(5GHz:2882Mbps +2.4GHz:688Mbps)の高速通信で利用でき、出来るだけ低コストでWi-Fi 7対応のメッシュWi-Fiシステムを導入して、快適なWi-Fi環境を構築したい方や、今使っている既存のDecoネットワークのメッシュWi-Fiシステムに追加して、Wi-Fi領域を手軽に拡張したい方、現在使っているインターネット回線が1Gプランの方などに向いているメッシュWi-Fiルーターです。
TP-Link Deco BE22に関するウェブサイト
|
【新発売】TP-Link WiFi7 AIメッシュ トライバンドメッシュ WiFiルーター 2882+688Mbps BE3600 3.6GbpsトライバンドWiFi IPv6 WiFiの死角をゼロに アプリ対応 3年保証 Deco BE22 |


















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