【PRレビュー】AI画像高画質化ツール Aiarty Image Enhancer
Digiarty Software社が販売する画像・写真・イラストを拡大・高画質化できるAI画像高画質化ツール『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアのPRレビュー記事です。
AI画像高画質化ツール『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアは、専門知識は一切不要で、AI技術で画像を一瞬で綺麗に高画質化することができるソフトウェアです。
今回作成しましたAI画像高画質化ツール『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアのレビュー記事が、画像高画質化ソフトウェア導入をご検討している方に少しでもお役に立てれば幸いです。
また、画像関連のコツとして、「AI写真加工・補正」の記事一覧‐Aiarty公式ブログも合わせてご覧頂けると、より一層画像高画質化についての理解が深まります。
Digiarty Software, Inc.について
Digiarty Software, Inc.は、2006年6月22日に設立された中国四川省成都市に本社を置くソフトウェア開発会社です。
Windows、MacOS及び、iPhone、iPadと言ったプラットフォームやデバイスから、家庭個人用のビデオオーディオソフトまで様々な実用的なツール等を開発しているマルチメディアソフトウェアカンパニーになります。
世界100以上の国と地域で、300万以上の製品がダウンロードされており、多くのユーザーに愛されているソフトウェアです。
Digiarty Software, Inc.製品としては、「WinX DVD Ripper Platinum」「Winxvideo AI」「WinX DVD Copy Pro」「WinX DVD Author」「WinX MediaTrans」がラインナップされています。
Aiarty Image Enhancerについて
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアは、WindowsとMacで利用可能なAI 搭載で簡単に画像・写真・イラストを一瞬にして高画質化・高精細化できるツールです。
ノイズ除去・ブレ補正・画像拡大・鮮明化など、AIを活用し画像の細部まで加工が可能です。
特に、AIで生成した画像を劇的に高画質にすることが可能です。 すべての機能が無料で利用できます。
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアの機能は、以下の通りです。
- 低解像度の画像を一瞬にして高解像度にする
- 画像を最大 8 倍まで高精細に拡大する
- 4K/8K/32Kまでのアップスケール
- 画像のノイズを自動的に除去する
- 荒い画像を綺麗にする
- ぼかしを除去し、ぼやけた画像、驚くほど鮮明で高解像度の画像に変換できる
- 肌や髪の毛や服の線など精細なディティールを正確に強調する
- 写真のシャープネスを強化する
- 画像からプロンプト(呪文)を解析・抽出できる
- 写真や画像に文字を入れる
- バッチ処理
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアの動作環境は、以下の通りです。
Aiarty Image Enhancer ソフトウェア 動作環境 | ||
Windows | Mac | |
対応OS | Windows 10 (x64) 1809またはそれ以降 | Mac OS X 10.15またはそれ以降 |
CPU | 64-bit Intel®或いはAMD®プロセッサー | 任意のIntelプロセッサー Apple Siliconプロセッサー |
メモリ(RAM) | 8GB(16GBまたはそれ以上が推奨) | 任意のIntelプロセッサー:4GB Apple Siliconプロセッサー:8GB以上 |
GPU | AMD Radeon R9 390(X)、Radeon R9 395X2またはそれ以降 Intel Haswell (4th-gen core) HD Integrated Graphicsまたはそれ以降 NVIDIA GTX Titan X, GTX 980 Ti, GTX 980, GTX 970, GTX 960またはそれ以降 |
任意 |
画像フォーマット | .jpg, .jpeg .jp2, .j2k, .jpf, .jpm, .jpg2, .j2c, .jpc, .jpx,.mj2, .png, .tif, .tiff, .webp, .bmp, 及びRAW(.dng, .cr3, .cr2, .crw, .nef, .nrw, .arq, .arw, .sr2, .srf, .raf, .rw2, .orf, .ori, .pef, .ptx, .3fr, .fff, .iiq, .cap, .eip, .rwl, ) .srw, .erf, .mos, .mef, .mrw, .mdc, .dcr, .kdc, .dcs, .drf, .k25, .bay, .pxn, .r3d, and .rwz |
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアの詳細な動作環境について、~[公式] Aiarty Image Enhancerの動作環境~のサイトでご確認ください。
Aiarty Image Enhancerを入手する!
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを入手していきます。
- Windows版:Windows 10 (x64) 1809またはそれ以降
- Mac OS:Mac OS X 10.15またはそれ以降
の2種類が用意されており、自分の場合はWindows 11を使っているので『Aiarty Image Enhancer』Windows版ソフトウェアを使用します。
従って、以下『Aiarty Image Enhancer』Windows版ソフトウェアでのレビューとなります。
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアは、~【無料】AIイラスト・画像・写真高画質化サイト|「Aiarty Image Enhancer」画像の細部まで美しく再現~ のサイトからダウンロードを行います。
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアには、
- フリー(0円・1ユーザーのみ)
- 年間プラン(7,880円・3ユーザーのみ)
- 永久ライセンス(9980円・3ユーザーのみ)
3種類がラインナップされています。
【フリー】版については、
- 画像を10枚処理可能
- 1回につき10枚まで書き出し可能
- 書き出しには加工前後の比較図:一部分あり
- 最大32Kの書き出し体験
- AIモデル体験
となっていますが、『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを体験するには十分な機能が揃っています。
最初は【フリー】版で機能や操作性について確認したあと【年間プラン】版や【永久ライセンス】版に移行すると良いでしょう。オススメは【永久ライセンス】版でお得感が高くなっています。
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアの詳細な料金プランについては、~[公式] Aiarty Image Enhancerのご購入~のサイトでご確認ください。
Aiarty Image Enhancerをインストールする!
ダウンロードした【aiarty-image-enhancer.exe】ファイルを起動して、『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアをインストールします。
インストール画面で、ラインセンス契約に同意(チェック)した上で【インストール】ボタンを選択します。
右下の【カスタマイズ】を選択すると、「インストールフォルダ」「ショートカットの追加」の各設定を行うことができます。
インストール中です。
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアのインストールが完了しました。
Aiarty Image Enhancerの起動
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを起動します。
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを起動すると、製品版オンライン購入の案内画面が表示されます。
既にライセンスコードを所有している場合には、【メールアドレス】と【ライセンスコード】を入力して製品登録を行います。
今回、レビュー作成用にライセンスコードをご提供頂きましたので、有料版として使用します。
Aiarty Image Enhancerの画面構成
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを使っていきます。
『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアのメイン画面です。
メイン画面の構成は、
- 右側に設定項目
- 元画像と高画質化させて画像をプレピュー
- 左下側に編集画像
- 右下側に書き出しボタン
と基本的にシンプルなインターフェースが採用されています。
右側の設定画面では、
- ハードウェア(CPU / グラフィックボード)
- AIモデル(細部加工 GAN v2 / 鮮明化 Diff v2 / 写真向け v3)
- 拡大(x1 / x2 / x4 / x8 /1K / 2K / 4K / 8K / カスタマイズ)
- 2-パス処理(細部加工 GAN v2 / 鮮明化 Diff v2 / 写真向け v3)
- プロンプト(プロンプト保存 / プロンプト調べる)
- テキスト(テキスト追加)
を設定することができます。
設定項目「AIモデル」とは、
- 【細部加工 GAN v2】画像を拡大、画像のディテールを強化するための特化モデルです。ピクセルや微細な特徴をAIが推測・補完し、画像を拡大したあとでも高画質を維持します。AIで生成した画像、イラスト素材、人物画像、風景、建物、動物の鮮明度を高め、細部まで加工が可能です。
- 【鮮明化 Diff v2】ぼかしの除去やノイズ除去に特化したモデルです。ぼやけた画像は、特定の技術で鮮明さを回復し、クリアな画像を得ることができす。特に、ウェブ素材、解像度の低い画像や古いアニメ絵を引き立てるのに最適です。
- 【写真向け v3】撮影した写真のピンボケを補正、ノイズを除去し、写真を拡大するための特化モデルです。大判写真を特定し、ピンボケ除去や高画質化を行います。写真の向上と自然な特性の維持の間で完璧なバランスを実現しています。このモデルを使用すると、写真は驚くほどリアルでプロフェッショナルな仕上がりになります。
の3種類の加工パターンから選択することができます。
設定項目「2-パス処理」とは、
【細部加工 GAN v2】【鮮明化 Diff v2】【写真向け v3】モデルで追加のx1画像処理(高画質化)が行われます。AIがより多くのディテールを生成し、画質を向上させる可能性があります。
となります。
設定項目「プロンプト」とは、
画像生成AIに生成して欲しい画像のイメージを伝えるテキストのことです。このプロンプトが重要で情報量が少なく具体性が乏しい場合思った画像が生成されなくなります。『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアではAIで生成した画像のプロンプトを保存して画像と一緒に出力することができます。
となります。
画像の表示領域です。
設定した画像の確認領域です。
書き出し設定と書き出しボタン【RUN】です。
表示画像の位置を操作します。
Aiarty Image Enhancerを使ってみる!
AIモデルの設定【写真向け v3】【鮮明化 Diff v2】【細部加工 GAN v2】を変えて『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを使ってみました。
AIモデル ー 写真向け v3
以前デジタルカメラで夜に撮影した画像を高画質化させていきます。
「AIモデル」「2-パス処理」の設定は、【写真向け v3】としました。
「写真向け v3」は、撮影した人物、風景、建物、動物の写真を引き立てるのに最適です。ポートレート画像、暗いところで撮影した写真や古い写真のぼやけを大幅に軽減します。高ISO撮影時の輝度ノイズやカラーノイズ除去にAIを活用することで、ベールを脱いだようなクリアで鮮明な画像を生成します。
画像ファイルを、ドラッグまたは画像追加ボタンで選択すると高画質化が始まります。
左側が元画像、右側が高画質化させたプレビュー画像で、それぞれを比較することができます。
【虫眼鏡アイコン】を押すことで表示領域を調整して、画像の拡大縮小を行うことができます。
このプレビュー画像(左:元画像・右:高画質化画像)を見る限り、かなり画像が高画質化されており綺麗に変換処理されているのが分かります。夜の撮影だったのでブレてしまったのですが、そのブレが改善されていました。撮影を失敗したときなど、かなり効果的に修正することができます。
プレビュー画像確認後、右下の【RUN】ボタンを選択してファイルの書き出しを行います。
書き出しが完了すると、保存先のフォルダが表示されます。
以上で高画質化における一連の操作が完了しました。
至って簡単に画像を高画質化することができました。
参考
※上記2つの画像は無加工でサイズが大きいため開くのに時間が掛かる場合があります。
AIモデル ー 鮮明化 Diff v2
次にXなどで使っているアイコン画像を高画質化させていきます。
「AIモデル」「2-パス処理」の設定は、【鮮明化 Diff v2】としました。
「鮮明化 Diff v2」は、ウェブ素材、解像度の低い画像や古いアニメ絵にかかっているノイズを除去するのに最適です。輪郭がぼやけた画像や、一部が霞んで見える画像は、AIより自動補正されで鮮明さを回復させます。個人使用はもちろん、写真や図形を扱うデザインやDTP業務においても絶大な効果を期待できます。
左側が元画像、右側が高画質化させたプレビュー画像で、それぞれを比較します。
【虫眼鏡アイコン】を押して画像を全て表示させて確認します。
明るさが増し、輪郭のぼやけた部分が改善されています。画像サイズは2倍となっており、これはホームページなどで使う素材を作成したときにかなり有効で、バナーを作成した場合もっと大きいサイズにしたい場合でも、劣化することなくより鮮明に拡大することが可能です。
プレビュー画像確認後、右下の【RUN】ボタンを選択してファイルの書き出しを行います。
書き出しが完了すると、保存先のフォルダが表示されます。
参考
※上記2つの画像は無加工でサイズが大きいため開くのに時間が掛かる場合があります。
AIモデル ー 細部加工 GAN v2
次にズームで撮影した画像を高画質化させていきます。
「AIモデル」「2-パス処理」の設定は、【細部加工 GAN v2】としました。
「細部加工 GAN v2」は、AIで生成した画像を引き立てるのに最適です。AIが画像を分析し、髪の毛の線や服の線など細部までも正確に高画質化できます。強調する必要がある細かいディテールや複雑なパターンを持つ画像に効果を発揮します。特に2倍、4倍で画像を拡大に効果的です。
左側が元画像、右側が高画質化させたプレビュー画像で、それぞれを比較します。
【虫眼鏡アイコン】を押して画像を全て表示させて確認します。
コンデジの高遠望機能を使って撮影したためボヤけていたのが、細かい部分もはっきするようになり画像の迫力が増しています。
プレビュー画像確認後、右下の【RUN】ボタンを選択してファイルの書き出しを行います。
書き出しが完了すると、保存先のフォルダが表示されます。
参考
※上記2つの画像は無加工でサイズが大きいため開くのに時間が掛かる場合があります。
操作方法についての考察
簡単に操作方法について確認してみましたが、分かりやすいインターフェースが非常に使いやすいです。
高画質化させたい画像に対して「AIモデル」「拡大」「2-パス処理」を設定するだけで、自分の思った高画質化を行うことができます。
さらに『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアには、しっかりと操作方法が分かるユーザーガイドのサイト「Aiarty Image Enhancerで画像を高画質化/鮮明化する方法|Aiarty Image Enhancer使い方」が用意されています。
更に製品に関するFAQも充実していますので、『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを使用するにあたりご覧されることをオススメします。
最後に
今回『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを使ってみた印象としては、初心者でも扱いやすいインターフェースで、高画質化された画像はかなりの効果を感じることができる完成度の高いソフトウェアです。
更に「NVIDIA GeForce GTX 1660」のグラフィックボードでありながら、AIを使った複雑な処理を行っているにも関わらず処理スピードが速くストレスを感じさせません。更に上のグラフィックボードであれば処理速度は向上すると思われます。
ブレた画像がクッキリと改善することができ解像度も広げることができるのは、かなりの感動ものです!
特に夜間や暗い場所で撮影した画像はブレやすくなってしまいますが、この『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを使うことで改善することが可能で。スマートフォンで撮影して残しておきたい画像も、この『Aiarty Image Enhancer』ソフトウェアを使うことでワンランク・ツーランク上の画像に変身できます。
写真画像を多く取り扱う方やホームページのバナーやアイコンなどを作成する方には、かなり心強いソフトウェアになるでしょう。
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