リビングに設置している自作PC
リビングに設置している自作PC。
元々奥さんと子供達用にネット閲覧やエクセルやワードなどのソフトウェアを使うために設置したパソコンです。
しかし、今では家族全員がスマートフォンを所有していることや、子供達に関してはそれぞれMyノートPCを使っているためリビング@自作PCの出番がすっかり少なくなってしまいました。
と言うことで、このリビング@自作PCは偶に奥さんが必要に迫られてエクセルかワードを使う程度です。
リビング@自作PCは約13年前に作成したもので、CPUはCore 2 Duo E8400が搭載されておりかなり古い仕様となっています。
それでもシステムドライブをSSDに換装したり、OSをWindows 10 Home 64bitを使ったりと、エクセルとワード程度のソフトウェアについては問題無く使うことができています。
そのリビング@自作PCに搭載しているグラフィックボードは、約15年前の2006年10月に購入した「MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E」が搭載されています。
この「MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E」は、“MSI創立20周年記念 特別限定モデル”の限定品で手に入れるのに苦労した思い出のあるグラフィックボードです。
振り返れば、その頃が自分の自作PC熱のピークだったようです。
今では「MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E」のNVIDIAドライバーも入手困難で、Windows標準のドライバーではディスプレイの最高解像度で使えないため何かと不便な品物です。
リビング@自作PCについては必要に無くなった時点で撤去したいところですが、今のところもうしばらく使いたいので、今回「MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E」を別のグラフィックボードに交換することにしました。
超低価格のグラフィックボードを購入する!
中古でも良いので兎に角安いグラフィックボードを探したところ、Joshin Webショップにて「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」が980円で販売しているを見つけ購入してみました。
送料は別途掛かるため最終的に1,570円になりました。
MSI GeForce210 N210-MD1G/D3
「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」は16ユニットのCUDAコアを実装したNVIDIA GeForce 210搭載のグラフィックボードとなり、GeForceシリーズのラインナップの中ではもっとも下のローエンドGPUにあたります。
ロープロファイルに準拠しており、省スペースPCにも対応可能です。
映像出力端子には、デュアルリンク対応のDVI-I、HDMI、VGAが搭載され、ロープロファイルブラケットを利用することでDVI-I+HDMI、DVI-I+VGA、HDMI+VGAの組み合わせで利用することが可能です。
この「Geforce 210」シリーズは発売から10年以上と長期間にわたって流通し続けており、その中で発売当初よりもビデオメモリなどがパワーアップされています。
なお「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」は既に販売が終了した製品です。
「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」の仕様は、
- 製品名:MSI N210-MD1G/D3
- GPU:NVIDIA GeForce 210
- CUDAコア:16ユニット
- メモリ:GDDR3 1024MB
- メモリインターフェース:64ビット
- コアクロック:589MHz
- シェーダークロック:1402MHz
- メモリクロック:1000MHz
- バスインターフェース:PCI Express 2.0 x16
- ディスプレイ出力端子:DVI-I×1、HDMI×1、VGA×1
- 補助電源:なし
- 外形寸法:145mm×84mm×18mm(ブラケット、突起物含まず)
- 付属品:ロープロファイル用ブラケット×2
- 型番:N210-MD1G/D3
となります。
MSI GeForce210 N210-MD1G/D3が届く
Joshin Webショップから「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」が届きました。
MSI GeForce210 N210-MD1G/D3パッケージ
コンパクトなパッケージとなっています。
MSI GeForce210 N210-MD1G/D3をチェックする
それでは「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」を開封していきます。
久しぶりのグラフィックボード購入なのですが、全然わくわく感がありません(笑)
パッケージ内容は、グラフィックボード本体、取扱説明書、保証書、ロープロファイルブラケット×2種類となっています。
MSI GeForce210 N210-MD1G/D3に換装する
それではリビング@自作PCに載せ替えていきたいと思います。
リビング@自作PCで使っているPCケースは、懐かしのソルダム(WiNDy)のアルミケースです。
これが元々装着されていて今回リビング@自作PCから取り外した「MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E」です。
「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」に入れ替え完了しました。
「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」に載せ替えたことで、HDMIケーブルで接続できるようになったのはメリットが大きいです。
特にドライバーを入れなくても、Windows 10側で最大解像度として表示してくれます。
「GeForce210」ドライバーはNVIDIAのサイトからダウンロード可能です。
MSI GeForce210 N210-MD1G/D3とMSI NX7900GTO-T2D512Eとの比較
一応、MSI GeForce210 N210-MD1G/D3とMSI NX7900GTO-T2D512Eとの比較を行ってみました。
CPU-Z Graphics
CPU-Zからのグラフィックボード情報は下記の通りです。
MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E
MSI NVIDIA GeForce210 N210-MD1G/D3
ドラゴンクエストX ベンチマーク
ドラゴンクエストX ベンチマークの結果は以下の通りです。
MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E
MSI GeForce210 N210-MD1G/D3
FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3
FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3の結果は以下の通りです。
MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E
MSI GeForce210 N210-MD1G/D3
最後に
「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」を購入する前は、「MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E」と同じぐらいの性能と思っていたのですが、計測してみると若干「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」の方が上回っていました。
どちらにしろゲームは全くプレイできない状況ですが。
リビング@自作のグラフィックボードを「MSI GeForce210 N210-MD1G/D3」に換装したことで、現時点でドライバーの心配なく使えるようになりました。
と言うことで、Windows 10以上にOSを変更するこもできないので、リビング@自作PCに関しては当面この状態で使えるまで使って行きたいと思います。
取り外した思い出のグラフィックボードの「MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E」は特に壊れていないのですが、流石に使えないので処分することにします(笑)
と思って、物置を探ってみたら「MSI NVIDIA GeForce7900GTO NX7900GTO-T2D512E」のパッケージが出てきました。
付属品についても全て未開封で残っていました。
捨てるのも面倒なので、このまま再び物置にしまっておくことにします!
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