デュアルディスプレイ環境の復活を目指す!
新メイン機@自作PC導入後『Dell 27インチWQHD U2713HM』をシングルディスプレイで使ってきました。
しかし、これまでのデュアルディスプレイの環境にすっかり慣れてしまっているため、『Dell 27インチWQHD U2713HM』のシングルディスプレイでは色々とストレスが溜まってしまいます。
そこで意を決して新たにディスプレイを導入することにしました。
と言っても、新メイン機@自作PCで資金のほとんどを使ってしまったので低価格のディスプレイを選びたいと思います。
これまでのメイン機@自作PCの環境では、『Dell 27インチWQHD U2713HM』(2,560x1,440)と『Dell 24インチWUXGA 2405FPW』(1,920x1,200)のデュアルディスプレイで構成してきました。
今回、これまで使ってきた『Dell 24インチWUXGA 2405FPW』はリビング機@自作PCで壊れるまで使うことにしたので、現在『Dell 27インチWQHD U2713HM』のみとなっています。
今回新たに導入するディスプレイは、最低でもWQHD(2,560x1,440)の解像度にしたいと思うのですが、やはり希望としては初の4K(3,840x2,150)ディスプレイを導入したいところです。
4Kディスプレイを検討する!
そこで、4Kディスプレイを焦点に検討してみました。
これまで使ってきたディスプレイと言えばDell製がほとんどだったので、先ずはDellの4Kディスプレイをチェックしてみました。
そこで候補に上がったのが『Dell 27インチ 4K U2718QM』です。
この『Dell 27インチ 4K U2718QM』は価格が約5万円ですが、IPSパネルが採用されており色の再現性や視野角が期待できるところです。
気になる点としては、4K(3,840x2,150)の解像度に対して27インチと言う狭さです。
Windows側の設定でスケーリング調整を行えば改善されるのですが、それでは折角の4K(3,840x2,150)の実力を100%発揮することができません。
出来ればWindows側のスケーリング調整の設定は100%として使いたいところです。
そこで、27インチよりも一回りサイズが大きい31.5インチのVAパネル採用低価格4Kディスプレイをチェックしてみました。
VAパネルとIPSパネルの違いは色々なサイトで解説されているので改めて説明しませんが、簡単に言うとIPSパネルはVAパネルと比較した場合、色再現性や視野角の性能が良くディスプレイの価格は高価となります。
一方、VAパネルの色再現性と視野角についてはIPSパネルよりも劣るのですが、コントラストについてはIPSパネルよりも優位で特に黒が引き締まり見た目は鮮やで綺麗な映像に見えます。またコストパフォーマンスについても期待できます。
VAパネル採用の低価格31.5インチ4Kディスプレイは色々なメーカーから発売されているのですが、その中でも自分が気になったのは
- PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11
- BenQ 31.5インチ 4K EW3270U
の2機種です。
性能的には同じVAパネルを採用している31.5インチのディスプレイなので、そこまでの性能の差は無いと思われます。
違いが出るとなるとハイダイナミックレンジ(HDR)の違いの差でしょう。
ハイダイナミックレンジ(HDR)については、『PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11』がDisplayHDR 600に、『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』がHDR 10にそれぞれ対応しています。
このハイダイナミックレンジ(HDR)の差などから『PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11』の方が表現力高そうです。
しかし、自分としてはゲームなどをするつもりは無いのでハイダイナミックレンジ(HDR)の差はあまり関係無く、正直無くても良いレベルです。
多分ハイダイナミックレンジ(HDR)機能は常時オフで使うと思います。
その他に気になる点としては『PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11』のスタンドはかなり優秀で、自分の決めたい位置に調整することが可能です。
一方『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』のスタンドの調整機能は皆無で、高さ調整、左右調整はできません。
BenQ 31.5インチ 4K EW3270U 購入決定!
最終的に『PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11』『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』『Dell 27インチ U2718QM』の3機種から悩んで購入した4Kディスプレイは『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』です。
IPSパネルの優位性が有るもののやはり4Kで27インチのサイズでは作業的にも厳しいだろうと判断し『Dell 27インチ U2718QM』は脱落です。
後は『PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11』と『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』の2機種のどちらかになります。
性能的には『PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11』だったのですが、『PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11』と『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』との価格差は1万5千近くも有り、ディスプレイを設置した後はそこまで弄ることが無いと判断し価格の安い『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』にしました。
また、『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』のデザインは、シンプルでベゼルも薄く格好いいディスプレイと感じました。
中央のBenQのロゴもそこまで主張してなくて良い感じです。
この格好良さが有るのならスタンド機能は無くても良いかなと判断しました。
それと『PHILIPS 31.5インチ 4K 328P6VUBREB/11』の操作ボタンはタッチセンサーとなっており、そのタッチセンサーがかなり使い難いと多くのサイトで目に付いたのもマイナスポイントです。
自分の場合、Blu-rayレコーダーやデスクトップ2台を切り替えるためボタンを触る機会が多く、使い難い操作ボタンは避けたいところです。
と言う事で、『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』購入決定です!
BenQ 31.5インチ 4K EW3270Uについて
『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』の仕様は次の通りとなっています。
- 画面サイズ:31.5
- パネル:VA
- バックライト:LED バックライト
- 解像度:3840 x 2160
- 輝度:300
- コントラスト比:3000:1
- 視野角(左右/上下) (CR>=10):178/178
- 応答速度:9ms (GtoG 4ms)
- リフレッシュレート:60Hz
- アスペクト比:16:9
- 表示色:約 10.7 億色
- 色域:DCI-P3 95%
- 表示サイズ(mm):698.4 × 392.85
- 画素密度(ppi):140
- DCR:2000万:1
- カラービット:10 bit
- 本体カラー:メタリックグレー
- K Locker:○
- HDCP:○
- VESAマウント:○
- AMA:○
- スピーカー:2 W x 2
- ヘッドフォンジャック:○
- フリッカーフリー:○
- ブルーライト軽減:○
- ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+):○
- スマートフォーカス:○
- Super Resolution(超解像度):○
- FreeSync:○
- HDMI:HDMI 2.0 x 2
- DisplayPort:DisplayPort (v1.4) x 1
- USB Type-C:○
- 定格電圧:90~264 AC
- 電源:内蔵
- 消費電力:76 W
- 付属品:クィックスタートガイド、ドライバーCD、保証書
- 同梱ケーブル:電源(約1.5m)/ miniDP to DP(約1.8m) / USB TypeC(約1m)
この仕様の中で気になる点としては、応答速度が9msとあまり早くないことぐらいでしょう。
と言っても自分の使い方では、応答速度についてはそれほど気にすることはありません。
BenQ 31.5インチ 4K EW3270U到着
購入した『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』が届きました。
31.5インチと言うこともあって、パッケージはかなり大きいです。
持ってみると意外と軽いので、特に負担なく移動することが出来ました。
BenQ 31.5インチ 4K EW3270Uを開封する!
それでは開封していきたいと思います。
まずは付属品を取り出します。
次にディスプレイ本体を取り出します。
スタンドを組み立てます。
スタンドについてはドライバーが無くても組み立てることが可能です。
スタンド完成しました。
このスタンドも他のディスプレイには無いデザインで格好良さを感じてしまいます。
カラーもメタリックグレーと言うのが良いですね。
次にディスプレイ本体の外観をチェックしていきます。
ディスプレイ本体背面側です。
下から覗くと左側に入出力端子、右側に電源コネクタ、中央にスタンド取付け部が見えます。
電源コネクタ部分で、その下に仕様書のシールが貼られています。
入出力端子部分で、左から「HDMI 2.0」「HDMI 2.0」「DisplayPort (v1.4)」「USB Type-C」「ヘッドフォンジャック」となっています。
ディスプレイ本体背面側中央には、モニターアームを取り付けられるVESAマウント用の穴(100 x 100 mm)が施されています。
次にスタンドを取り付けていきます。
スタンド取り付け部分にスタンドをはめ込みます。
このときにはプラスドライバーが必要となります。
スタンド取り付け完了しました。
スタンドの高さ調整、左右調整は出来ませんが、前後の傾き調整は可能です。
次に付属品についてですが、ケーブルについては、電源(約1.5m)/ miniDP to DP(約1.8m) / USB TypeC(約1m)となっています。
USB TypeC(約1m)です。
miniDP to DP(約1.8m) です。
電源(約1.5m)です。
ケーブルについては購入前チェックしていなかったのですが、miniDP to DP(約1.8m) / USB TypeC(約1m)だとデスクトップには使うことができません。
ケーブル類はノートパソコン用途と考えておいた方が良いと思います。
別途、HDMIケーブルまたはDisplayPortケーブルが必要となってきます。
クィックスタートガイドです。
ドライバーCDです。
ユーザー登録ハガキです。
最後に
今回『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』の購入から開封までを行いました。
今後のエントリー記事で実際にPCデスクに設置して『BenQ 31.5インチ 4K EW3270U』を実際にチェックしていきます。
コメント